青木まゆみ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
 |
||
| 女子 競泳 | ||
| 金 | 1972 | 女子 100mバタフライ |
青木まゆみ（あおきまゆみ、本名・西口まゆみ、1953年5月1日-）は日本の競泳選手。熊本県山鹿市（旧菊鹿町）出身。
中学3年のときに大阪に水泳留学し、山田スイミングクラブで練習を重ねる。その精悍な体つきと風貌から「女金時」「金太郎」という異名が付けられた。ミュンヘンオリンピック開催の1972年に高校を卒業するが、就職・進学を行わずに練習に専念した。 同年7月21日の日本選手権で、100mバタフライで1分3秒9の世界新記録を樹立、金メダル候補となる。9月1日のオリンピック本番でも1分3秒3の世界新記録で優勝。個人種目としてはベルリンオリンピック200m平泳ぎの前畑秀子以来の日本人女子金メダリストとなった。
得意の泳法は腕でひとかきする間に2回のキックをする「2ビート泳法」であった。
1973年に天理大学に進学し、同年の世界水泳選手権（ベオグラード）では100mバタフライで銅メダルを獲得。
大学卒業後、西宮市立西宮東高等学校の体育科教諭となった。
現役引退後は長らく公の場への出席やマスコミとの接触を断ってきていたが、近年は講演を行うなど経歴を生かした活動を行うようになっている。
カテゴリ: 日本の競泳選手 | 日本のオリンピック選手 | 1953年生 | オリンピックに関するスタブ
