HLS色空間
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HLS色空間(エイチエルエスいろくうかん)とは、色相(Hue)、彩度(Saturation)、輝度(Lightness/Luminance または Intensity)の3つの成分からなる色空間。HSV色空間によく似ている。 HSL、HSIと呼ばれることもある。
- 色相:色味を0度~359度の範囲の角度で表す。0度は赤で、その反対側に位置する180度は赤の反対色にあたる青緑。すなわち、反対色を見つけるのも容易。色相についてはHSVと同じ。
- 彩度:HSVとは違い、純色から彩度が落ちるということは、すなわち灰色になっていくという考え方に基づいている。
- 輝度:明度100%を純色とし、そこからどれだけ明るさが失われるかを示すHSVとは違い、輝度0%を黒、100%を白とし、その中間(50%)を純色とする。50%以下はHSVの明度を示し、50%以上はHSVの彩度を示すと考えると分かりやすいだろう。
HLS色空間を使う代表的なアプリケーションとしては Microsoft Windows (ペイントを含む)、CSS3、Paint Shop Pro など。 HSV色空間を使う代表的なアプリケーションとしては Max OS X、Photoshop、Illustrator など。 両方をサポートするアプリケーションもある。