Lynx (RTOS)
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Lynx (RTOS) (Lynx Real-time Operating System) は、LinuxWorks社(旧Linux Real-Time Systems社)が開発したUNIXライクなリアルタイムオペレーティングシステム。同社はLynxOSと呼んでいる。POSIX互換であり、Linuxとも互換性がある。電気通信業界の組み込みシステムに多用されている。X Window SystemなどGUIも動作する。
1986年にテキサス州ダラスでモトローラのMC68010向けOSとして最初のバージョンが開発された。1988年から1989年にかけて、インテルの80386向けに移植。1989年前後に、アプリケーションバイナリインタフェース (ABI) が、UNIX System V Release 3互換となった。その後、Linuxなどの他のOSとの互換性も追加された。Usenetのニュースグループではcomp.os.linuxでLinxOSを扱っている。
2004年末現在の最新バージョンは4.0。稼動プラットフォームは、インテルのx86互換プロセッサ、モトローラのMC680x0、PowerPC 60x、MIPSのVR5400など。
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