Quarter Inch Cartridge
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Quarter Inch Cartridge(1/4インチ・カートリッジ、QIC)は、1970年代から現代まで使われているコンピュータ用の磁気テープ規格である。
[編集] 概要
初期のQICテープドライブは内部の2つのリールがベルトでドライブされるデータカートリッジ(DC)である。大きさは5.875x3.875インチで金属の土台をもつ。ベルトは一部露出しているプーリー(滑車)でドライブされ、リールの軸は外部に出ていない。テープにテンションを掛けることなく一定速度で送ることができる。3Mにより1972年に開発され、その後さまざまな形式の QIC DCが開発された。
- QIC-11:4トラック、容量20MB(DC300XLカートリッジ、長さ450ft)
- QIC-24:9トラック、容量45MBまたは60MB(DC600Aカートリッジ、長さ600ft)
- QIC-120:15トラック、容量125MB(DC600A)
- QIC-150:18トラック、容量150MB (DC6150カートリッジ)
- QIC-525:26トラック、容量525MB(DC6525カートリッジ、長さ1000ft)
他のQIC DCの規格としてはQIC-02やQIC-36というドライブ接続用のインターフェイス標準があったが後には QIC DCではSCSIが標準として使われるようになった。
その後より小さいミニカートリッジ(MC)が開発された。サイズは2.375x3.125インチの大きさで3.5インチベイに収まるサイズである。QIC-40およびQIC-40MCフォーマットはそれぞれ40MB、80MBを記録でき、フロッピーディスクと同じインターフェイスを目指した。
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