アンドレ・グランディエ
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アンドレ・グランディエ(Andre Grandier、1754年8月26日 - 1789年7月13日)は、池田理代子著の漫画『ベルサイユのばら』の副主人公。架空の人物。
昭和50年の宝塚歌劇団による初舞台化の際は麻生薫(あそう・かおる、この公演で宝塚退団後川地民夫と結婚も1988年癌で早世)が、その後宝塚で榛名由梨、麻実れい、杜けあき、麻路さき、天海祐希ら多くの男らしさを表現しうるスター級男役によって演じられてきた。
[編集] 概要
オスカルの幼馴染にして彼女の従卒。平民の家に産まれる、黒髪、黒い瞳の男性。
幼いときに両親を亡くし、祖母がオスカルの養育係として働く由緒ある貴族のジャルジェ家にオスカルの遊び相手として引き取られる。幼少期~青年期は、活発で天真爛漫な性格。青年期には、男装の麗人として活躍するオスカルを、表向きは従僕として、実際には幼なじみ兼親友として常に付き添い支える。
いつしかオスカルを女性として愛するようになるが、身分違いの愛に苦しむ。オスカルに付き従っている際の事件による負傷をきっかけに視力を失っていく。
オスカルへのかなわぬ愛による様々な苦難を経て、壮年期には物静かな包容力も備えた大人の男性として、オスカルを影ながら常に支える。男性として育てられたオスカルの苦しみや本質的な知性、情熱を全てそのまま愛し、オスカルもついにはアンドレの真の愛情に気づき結ばれる。フランス革命のさなかにオスカルを守って落命する。