アンノーン
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アンノーン | |
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全国 ムウマ - アンノーン (#201) - ソーナンス |
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ジョウト ゲンガー - アンノーン (#061) - イワーク |
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ホウエン ムウマ - アンノーン (#346) - クヌギダマ |
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シンオウ カビゴン - アンノーン (#114) - リオル |
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全般 | |
英語名 | Unown |
進化体系 | たねポケモン |
進化前 | なし |
進化後 | なし |
世代 | 第2世代 |
ポケモン学 | |
分類 | シンボルポケモン |
タイプ | エスパー |
高さ | 0.5 m |
重さ | 5.0 kg |
技 | めざめるパワー |
特性 | ふゆう |
アンノーンは、ポケットモンスターシリーズに登場する490種の架空のキャラクター (モンスター)のうちの一種である。
目次 |
[編集] 特徴
アンノーンは、各々アルファベットの一文字を変形させたような姿をしており、A~Zに「!」と「?」の2種類の記号を加えた28種が存在する。A~Zは第2世代から、「!」「?」は第4世代から登場している。全てのアンノーンは一個の丸い大きな目玉を持ち、それを中心に手足とも角ともつかない棒状のものを何本か枝のように生やしており、身体全体で文字を表している。ポケモンの中では最も薄く、常に壁などに張り付いている。名前は正体不明を意味する英語の「Unknown」から。
アンノーンは、それぞれある英単語の頭文字をかたどった形をしている。この形はアンノーン図鑑を解読することによってわかる。
- A:angry
- B:bear
- C:chase
- D:direct
- E:engage
- F:find
- G:give
- H:help
- I:increase
- J:join
- K:keep
- L:laugh
- M:make
- N:nuzzle
- O:observe
- P:perform
- Q:quicken
- R:reassure
- S:search
- T:tell
- U:undo
- V:vanish
- W:want
- X:xxxxx
- Y:yield
- Z:zoom
[編集] ゲームでのアンノーン
『金・銀』で最初に登場し、ストーリー上ではアルフのいせきで最初に遭遇することができる。アルフのいせきのほかに草むらでも登場するが、登場するアンノーンは全てレベルが5となっており、「めざめるパワー」の技を覚えているのみである。
わざマシンやひでんマシンの使用は不可能で、レベルアップで覚える技が無いため、技は最後まで「めざめるパワー」しか覚えない。26種(『金・銀』当時)の形状のうち、ゲームでは最初に発見した形状がポケモン図鑑に明記され、捕まえると説明文が載る。この際、最初に発見した形状とそれ以後に捕獲した形状が異なる場合は、捕獲した形状が明記される。『金・銀』では通常のポケモン図鑑のほかにアンノーン図鑑を貰うことができ、26種類全て集めるとポケットプリンタでイラストを出力することが可能である。
『ファイアレッド・リーフグリーン』では、「アスカナいせき」に7つある「アスカナのせきしつ」に 生息する。レベルは25。
「めざめるパワー」はアンノーンの形状に関わらず、ランダムで技の属性、威力が決定する。
[編集] アニメでのアンノーン
[編集] ポケモンカードでのアンノーン
ポケモンカードでは、Neoシリーズの第二弾で最初に登場した。このシリーズでは26種類全ては登場せず、このシリーズを含め3種類のシリーズの中で合計22種類が登場する。残りの4種類のうち「N」「E」「O」は、『劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI』の公開中に映画館で限定的に発売された「プレミアムファイル2」の中に含まれている。また、残る1種類の「R」は、雑誌「コロコロコミック」の付録として登場した。
[編集] 映画でのアンノーン
映画では、2000年公開の劇場映画『劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI』で登場した。なお、劇中では当時の全種類である26種類が登場している。