アーカム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
- アーカム (Arkham) は、ハワード・フィリップス・ラヴクラフトなどの作品に登場する架空の都市。
- アーカムは皆川亮二の作品スプリガンに登場する財団の名前。発見されたプレートの意思を汲み、世界中で発見されるオーパーツの発掘、技術の解析、封印を行なっている。
- アーカム(Arcam)はアーカムブックスを運営する会社。中古コミックスを中心にCD・DVDなども販売。アーカムブックスへ
本稿では1.について記す
アーカム (Arkham) は、ハワード・フィリップス・ラヴクラフトなどの作品に登場する架空の都市。作品中では、アメリカ合衆国マサチューセッツ州に属すとされる。ラヴクラフトの多くの作品に登場するほか、他の作家によって書かれたクトゥルフ神話作品にも多く登場する。
マサチューセッツ州の小都市セイレムがモデルとされ、ラヴクラフトが描いたアーカムの地図は、セイレムの地形とよく対応しているという。ミスカトニック大学(架空)の所在地でもある。
実在のセイレムは、1692年のセイレム魔女裁判によって広く知られている。アーカムにおいても過去に同様の事件が起こり、20世紀に至っても街に暗い影を落としているとされる。
[編集] 登場作品
- 『魔女の家の夢』(ハワード・フィリップス・ラヴクラフト)
- 『アルハザードのランプ』(ハワード・フィリップス・ラヴクラフト)
- 『戸口にあらわれたもの』(ハワード・フィリップス・ラヴクラフト)
- 『アーカムそして星の世界へ』(フリッツ・ライバー)