インドネシア料理
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インドネシア料理(いんどねしありょうり)とは、主にインドネシアで食べられる料理である。
その形態は様々であるが、多様な香辛料を使ったピリカラ風味のものが多い。代表的な調味料は、ケチャップマニスやサンバルソース。ココナツミルクも多用される。複雑な調理手順を必要としないシンプルだが食べ応えのある料理が多いと考えられる。
[編集] インドネシア料理の一覧
- ナシゴレン - 日本でいうチャーハン、焼き飯。「飯を炒める」の意。
- ナシチャンプル - 直訳すれば混ぜご飯だが、日本のそれのように混ざって供されるのではなく、韓国のビビンバのように食べる人が混ぜる。
- ミーゴレン - インドネシア風焼きそば。
- サテ - インドネシア風焼き鳥。羊肉の場合もある。カレー味の牛ホルモンはサテパダン。
- ガドガド - 温野菜やタフ(厚揚げ豆腐)をピーナッツバターであえて作るサラダ。「ごちゃ混ぜにする」の意。
- クルプッ - エビや魚の粉をまぜて揚げたせんべい。料理の付け合わせやおやつとして食べる。
- テンペ - 椰子の葉に蒸した大豆を入れて発酵させた食べ物。インドネシア風納豆。幼児食に使われることもある。
[編集] 料理に関するインドネシア語
素材+調理法 から命名されているものが多いため、基本語を知っておくと容易に想像できる。
- 素材
- ナシ(Nasi) ご飯
- ミー(Mie) 麺
- アヤム (Ayam) 鶏
- サピ (Sapi) 牛
- カンビン (Kambing) 山羊
- イカン (Ikan) 魚
- バビ (Babi) 豚
- ウダン (Udang) えび
- チュミチュミ (Cumi-cumi) イカ
- クピティン (Kepiting) かに
- クラン (Kerang) 貝
- ダギン (Daging) 肉
- サユール(Sayur) 野菜
- 調理法
- ゴレン (Goreng) 炒める/揚げる
- ルブス (Rebus) 茹でる
- チャンプル(Campur) 混ぜる
- バカール(Bakar) 強火で焼く
- パンガン (Panggang) 焼く
- ペペス (Pepes) バナナの葉で包んだ物を蒸してから焼く
- チュミス (Tumis) 炒めて少し出汁を加える
- グレイ (Gulai) ココナッツミルクカレー
- ソト(Soto) スープ
- カレ(Kare) カレー
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 世界の料理 | インドネシアの食文化