ウインディ (ポケモン)
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ウインディ | |
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全国 ガーディ - ウインディ (#059) - ニョロモ |
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ジョウト ガーディ - ウインディ (#128) - オドシシ |
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ホウエン ガーディ - ウインディ (#246) - ニョロモ |
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全般 | |
英語名 | Arcanine |
進化体系 | 1進化ポケモン |
進化前 | ガーディ |
進化後 | なし |
世代 | 第1世代 |
ポケモン学 | |
分類 | でんせつポケモン |
タイプ | ほのお |
高さ | 1.9 m |
重さ | 155.0 kg |
技 | |
特性 | いかく/もらいび |
ウインディは、ポケットモンスターシリーズに登場する490種の架空のキャラクター(モンスター)のうちの一種である。
目次 |
[編集] 特徴
ガーディの進化系で、体の所々からはフサフサとした赤と黒と薄橙の毛が生えている。中国の神話に登場する。名前の由来は「風」を英訳した「ウィンド」から。
ウィンディと誤表記されることもしばしばあるが、「イ」を大きく記すウインディが正しい表記である。ただ、アニメ放送が開始した頃に「ウィンディ」と表記されたものは間違いではない。「金・銀」からの表記変更のせいである。実際にポケットモンスターカードゲーム拡張パック第一弾に収録された際には、「ウィンディ」となっている。
[編集] ゲームでのウインディ
かならず先制攻撃ができる「しんそく」を覚える数少ないポケモン。ガーディの頃に「かえんぐるま」を覚えるようになったため、ある程度技を覚えさせ育ててからの進化が望ましい。 でんせつポケモンの分類の通り、能力的に穴は無く強いことこの上ないが、初代からルビー、サファイヤまでのバージョンでは覚える技のタイプが限られているせいかあまり活躍しなかった惜しいポケモン。
ダイヤモンド、パールでは技マシンから習得可能の竜の波動、進化前のガーディが覚えるかみくだくや起死回生など技のバリエーションが増えた。 炎技の一部が高い攻撃を生かせる物理技になったことも追い風であり、対戦での活躍が期待される。
[編集] アニメでのウインディ
カントー編のオープニングではサトシとギャロップと共に走り抜けるシーンがあった。 またファイヤー、サンダー、フリーザーと並ぶポケモンとされている。
[編集] ポケモンカードでのウインディ
初登場はポケットモンスターカードゲーム拡張パック第一弾で、炎タイプとして収録された。その際のレアリティは◆。50ダメージを与える「かえんほうしゃ」、80ダメージを与える「とっしん」などを覚えており、当時としてはきずぐすりとの併用によって絶大な威力を発揮し、「伝説のポケモン」と呼ぶにふさわしかった。
ポケモンカードe第二弾拡張パック「地図にない町」では、炎タイプとして収録された。その際のレアリティは★で、ホログラム入りのレアカードバージョンと、ノーマルカードバージョンの2タイプが収録された。エネルギーカードをつけるごとに「にげる」のに必要なエネルギーカードが少なくなるポケボディー、「しんそく」を持っていた。「ルビー・サファイア」でのとくせい、「しんそく」はここから取られたと思われる。
ポケモンカードゲーム拡張パック「伝説の飛翔」では、炎タイプとして収録された。その際のレアリティは★。ポケットモンスターカードゲーム拡張パック第一弾のウィンディの路線を引き継いだらしく、「とっしん」に似たワザ、「ヒートタックル」を覚えていた。
[編集] 映画でのウインディ
「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」では、シゲルのポケモンとして登場。 ニドキングと共に鎧をまとったミュウツーに立ち向かうが、エスパー技により行動不能になるシーンがあった。