キャロル・ロンバード
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キャロル・ロンバード(Carole Lombard、本名Jane Alice Peters、1908年10月6日 - 1942年1月16日)はアメリカ合衆国インディアナ州出身の女優である。1930年代、40年代にコメディ映画で活躍し、"スクリューボール・コメディの女王"と呼ばれた。
ロサンゼルスに住んでいた頃、近所に住んでいた映画監督の目に留まって12歳で映画デビューするも、その後役がつかずに普通の生活を送った。15歳で学校を辞め、劇団に入りいくつかの舞台に立つ。1925年に20世紀フォックスから再びデビューするが、翌年に自動車事故にあい、顔に傷が残ったために契約をキャンセルされてしまう。しばらくの間、マックス・セネットのコメディ映画に顔を出していたが、1928年に再び20世紀フォックスと契約。折りしもサイレントからトーキーへの過渡期であり、その波に乗り切れずに人気が落ちた俳優がいる一方、セクシーな声と、知性的でなおかつコケティッシュな魅力を持った彼女は徐々に頭角を現してゆく。
1934年、ハワード・ホークスのコメディ「特急二十世紀」に出演、同作品のヒットによりコメディエンヌとしてスターの座を掴んだ。その後もジョン・クロムウェル、アルフレッド・ヒッチコック、エルンスト・ルビッチなどの作品に出演、コメディでもドラマでも活躍した。
プライベートでは1931年に年上の俳優のウィリアム・パウエルと結婚するが後に離婚。1939年にはクラーク・ゲイブルと再婚した。
第二次大戦中の1942年、戦時国債キャンペーンのためインディアナにいた彼女は、ロサンゼルスに戻る途中で飛行機がラスベガス近郊で墜落、33歳にして母親と共に亡くなってしまった。彼女の死を悼んだゲイブルは一時引退し、第二次大戦に従軍したことは有名。
[編集] 主な出演作品
- 特急二十世紀 Twentieth Century (1934)
- 襤褸と宝石 My man Godfrey (1936)
- スミス夫妻 Mr. and Mrs. Smith (1941)
- 生きるべきか死ぬべきか To Be or Not to Be (1942)
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