キンポウゲ科
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キンポウゲ科 | ||||||||||||
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分類 | ||||||||||||
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学名 | ||||||||||||
Ranunculaceae | ||||||||||||
和名 | ||||||||||||
キンポウゲ科 |
キンポウゲ科 Ranunculaceaeは双子葉植物キンポウゲ目に属する科である。ウマノアシガタ科(ウマノアシガタはキンポウゲと同属)の名も用いられる。多くは草本。
花は両性花で、花被としてがくと花弁を両方持つもののほか、花弁が退化し、がくが花弁状になったものもある。雄蕊は多数、雌蕊も複数ある、いわゆる多心皮である。雌しべは多数の心皮が根本まで分かれており、それぞれに柱頭があって、それが寄り集まった構造をしている。これは花の構造としては原始的なものであると考えられている。
虫媒花で、美しいため観賞用に栽培されるものも多い。キンポウゲ、トリカブト、クレマチス、アネモネなどの種がある。アルカロイドを含み有毒植物が多いが、一部は漢方薬、医薬品としても用いられる。約50属、1500種ある。
[編集] おもな属
- トリカブト属Aconitum - ツクバトリカブト、タンナトリカブト、ホソバトリカブトなど
- ルイヨウショウマ属Actaea - ルイヨウショウマ
- フクジュソウ属Adonis -フクジュソウ(福寿草)など
- イチリンソウ属Anemone - アネモネ、シュウメイギク、ハクサンイチゲ、ニリンソウなど
- レンゲショウマ属Anemonopsis - レンゲショウマ
- オダマキ属Aquilegia - ヤマオダマキ、ミヤマオダマキなど
- バイカモ属Batrachium - バイカモ
- キタダケソウ属Callianthemum - キタダケソウなど
- リュウキンカ属Caltha - エゾノリュウキンカ、リュウキンカ
- サラシナショウマ属Cimicifuga - サラシナショウマなど
- センニンソウ属Clematis - クレマチス-園芸品種群、テッセン、センニンソウ、ハンショウヅル、クサボタンなど
- チドリソウ(ヒエンソウ)属Consolida
- オウレン属Coptis - ミツバオウレン、セリバオウレンなど
- オオヒエンソウ(デルフィニウム)属Delphinium
- セツブンソウ属Eranthis - セツブンソウなど
- シラネアオイ属Glaucidium – 日本特産の1種のみ。シラネアオイ科として分ける場合も多い。
- ヒメキンポウゲ属Halerpestes
- クリスマスローズ属Helleborus
- スハマソウ属Hepatica - ミスミソウ、スハマソウ、オオミスミソウ、ケスハマソウ(これらの通称:雪割草)
- シロカネソウ属Isopyrum - シロカネソウ、アズマシロカネソウ
- クロタネソウ属Nigella
- オキナグサ属Pulsatilla - オキナグサ、ツクモグサ
- キンポウゲ属Ranunculus - キンポウゲ、ミヤマキンポウゲ、ラナンキュラス
- カラマツソウ属Thalictrum - カラマツソウ、アキカラマツなど
- モミジカラマツ属Trautvetteria
- キンバイソウ属Trollius - シナノキンバイ
などを含む。