キール (都市)
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紋章 | 地図 |
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基本情報 | |
連邦州: | シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州 |
郡: | 郡独立市 |
標高: | 0 から 74.2 m |
面積: | 118.6 km² |
失業率: | 16.6 % (2005年12月現在) |
人口: | 230,918人 (2006年3月31日現在) |
人口密度: | 1,947 人/km² |
市外局番: | 0431 |
郵便番号: | 24103-24159 (旧: 2300) |
ナンバープレート: | KI |
自治体コード: | 01 0 02 000 |
市庁舎の住所: | Fleethörn 9 24103 Kiel |
ウェブサイト: | www.kiel.de |
行政 | |
上級市長: | アンゲリカ・フォルクァルツ (Angelika Volquartz) (CDU) |
市の首班: | ライナー・チョルン (Rainer Tschorn) (CDU) |
多数派政党: | CDU/Grüne |
キール(Kiel)は、人口233,795人(男113,274人, 女120,521人)のバルト海に面したドイツ北部の都市。シュレスヴィヒ=ホルシュタイン州の州都。軍港が在った。70キロ北西にフレンスブルク、60キロ南東にリューベック、85キロ南にハンブルクが位置する。
目次 |
[編集] 地勢
キールはキール運河の東端にあたる。
[編集] 歴史
1460年にデンマークによって併合された後、1544年にデンマーク王家の分家ホルシュタイン・ゴットルプ家のホルシュタイン・ゴットルプ公領の首都となった。1751年にスウェーデン王朝、1762年にロシア帝国の皇帝を輩出した。1773年よりデンマーク王がホルシュタイン・ゴットルプ公を兼任した。第二次シュレースヴィヒ・ホルシュタイン戦争で、プロイセン王国に領地替えした。1866年に実質的に併合されドイツ領となった。
1918年、第一次世界大戦の末期に、この地の軍港で起こった水兵の反乱が各地に広がり、ドイツ革命へと至った。ヴィルヘルム2世は亡命を余儀なくされ、ドイツ帝国は滅亡した。第二次世界大戦で大きく破壊され、のちに再建されたが、都市計画者は元通りに復興し損ねた。