サン=ロー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サン=ロー | |
---|---|
地域圏 | バス・ノルマンディ |
県 | マンシュ |
行政機能 | 県庁所在地 |
人口 | 20,090 人 (1999年) |
面積 | 23.19 km² |
サン=ロー(Saint-Lô)は、フランスの西部に位置する都市で、マンシュ県の県庁所在地である。古名をブリオウェレ(Briovère)という。
[編集] 歴史
街は第二次世界大戦中に連合軍の空襲を受け、完全に破壊された。そのため「廃墟の都」 (Capitale des Ruines) という二つ名を持つ。 一方でドイツ軍から街を開放したのはアメリカ軍であった。記念病院にはこれを題材にしたフェルナン・ロジェのフレスコ画がある。
トマス・ピンチョンの小説『重力の虹』には、サン=ローの廃墟の下に埋まった酒蔵からシャンパーニュを探し出すアメリカ兵が登場する。