シベリア航空778便着陸失敗事故
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シベリア航空778便着陸失敗事故とは、2006年7月9日7時50分頃 (UTC+9)[1]にモスクワからイルクーツクへ向かうシベリア航空778便、エアバスA310(機体記号F-OGYP)がイルクーツク国際空港で着陸に失敗した事故である。滑走路をオーバーランしてビルに衝突後、炎上した。195人の乗客と8人のクルーが搭乗しており、124人が死亡し、79人が救助された。[2]事故が起きた当時、イルクーツクでは雨が降っており、着陸時に滑ったことが原因とされている。
在ロシア日本大使館によると乗客名簿に日本人と思われる名前は記載されていないとしている。[3]
この航空機にはドイツ人3名、ベラルーシ人3名、中国人3名、ポーランド人2名、モルドバ人2名、アゼルバイジャン人1名の外国人客が搭乗していた。
イルクーツク空港は市街地に近く、以前から市街地に墜落するという事故が起こっていた。そのため移転を求める住民も多かった。
[編集] 事故機の履歴
事故機は1987年に製造され、パンアメリカン航空に納入された。製造番号は442、登録記号はN812PA。1991年に同社が倒産した後デルタ航空に移籍、1995年まで使用された。同年エアバス系リース会社に売却、翌1996年よりアエロフロートが使用、2004年からはシベリア航空にサブリースされていた。
[編集] ソース
- ↑ ロシア機着陸失敗、炎上 約150人死亡か - CNN.co.jp - 2006年7月9日
- ↑ Russian plane crash kills over 150 -report - Reuters.co.uk - 2006年7月9日
- ↑ 乗客名簿に日本人らしい名前なし ロシア民間機事故 - 373news.com - 2006年7月9日
[編集] 外部リンク
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