ジョン・アーヴィング
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ジョン・アーヴィング(John Irving, 1942年3月2日 - )は、アメリカニューハンプシャー州出身の作家である。ニューハンプシャー大学英語科卒。 1968年に作家としてデビュー。1978年の『ガープの世界』で一躍世界の注目を浴びる。他には『ホテル・ニューハンプシャー』や『サイダーハウス・ルール』があり、いずれも映画化されている。『オウエンのために祈りを』は映画「サイモン・バーチ」の原作である。『サイダーハウス・ルール』では1999年のアカデミー脚色賞を受賞した。
[編集] 経歴
- 1942年3月2日 ニューハンプシャー州エクセターに生まれる。
- 1957年 フィリップス・エクセター・アカデミー入学。
- 1961年 同アカデミー卒業後、レスリングの腕を買われピッツバーグ大学へ入学。
- 1962年 レスリング選手を諦め同大学を退学し、ニューハンプシャー大学へ再入学。
- 1963-64年 ウィーン大学に学ぶ。
- 1964年 シャイラ・リアリと結婚。
- 1965年 長男コリン誕生。ニューハンプシャー大学英語科卒業。短編『冬の枝』が雑誌に掲載される。特別奨学金でアイオワ大学創作科へ入り、カート・ヴォネガットに師事。
- 1967年 同大学の修士論文として『熊を放つ』を執筆し、修士号を授与される。
- 1968年 『熊を放つ』で作家デビュー
- 1978年 『ガープの世界』発表、ミリオンセラーとなる。
[編集] 作品一覧
- 『熊を放つ』(Setting Free the Bears、1968)… 邦訳者は村上春樹
- 『ウォーターメソッドマン』(The Water-Method Man、1972)
- 『158ポンドの結婚』(The 158-Pound Marriage、1974)
- 『ガープの世界』(The World According to Garp、1978)
- 『ホテル・ニューハンプシャー』(The Hotel New Hampshire、1981)
- 『サイダーハウス・ルール』(The Cider House Rules、1985)
- 『オウエンのために祈りを』(A Prayer for Owen Meany、1989)
- 『サーカスの息子』(A Son of the Circus、1994)
- 『未亡人の一年』(A Widow for One Year、1998)
- 『第四の手』(The Fourth Hand、2001)
- "Until I Find You" (2005、邦訳未刊)
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