ドラマ人間模様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドラマ人間模様(どらま・にんげんもよう)は、1976年~1980年代後半にかけてNHK総合テレビジョンで放送された連続ドラマ枠である。
放送開始当初は毎週木曜22時からだったが、1978年から大河ドラマ終了後の毎週日曜21時台(20:50~)、最後期は毎週土曜日の21時台に移って放送された。コンセプトを社会や人間の断片を切り取り、人生を深い視点で捉えるヒューマンドラマと位置づけたシリーズで、中でも吉永小百合主演の「夢千代日記」、早坂暁がシナリオを書いた「事件」シリーズ、「花へんろ・風の昭和日記」は視聴者の反響が大きかった。
この枠はその後1989年3月の銀河テレビ小説の廃止を受けて、この年の4月から1991年3月、並びに1996年4月~2000年3月にかけて毎週水曜日22:00~22:45に「水曜ドラマシリーズ」(一時期「水曜ドラマの花束」)、また土曜日にも21:00~22:15を基準に「NHKドラマ館」として放送された後、2000年4月には毎週金曜の「ドラマ家族模様」(21:15~22:00)、2001年4月からの「月曜ドラマシリーズ」へと受け継がれてきたが、月曜ドラマの毎週の放送が2005年3月で終了。2005年は月曜劇場として7月にジイジ2を放送したが、2006年1月から土曜ドラマとして土曜22時から22時58分(4月からは21時から21時58分に移動)の枠に放送されることになった。