ピンポン!
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ピンポン!(ぴんぽん!)は、2006年10月2日からTBS系列(JNN)で、生放送されるお昼の大型情報番組であるが、ニュースや情報のプレゼンショー番組ともいえる。メイン司会は福澤朗が務める。JNNニュースのコーナー以外は、全編ステレオ放送を実施している。TBSとRSK<火曜のみ>(もうすぐピンポン!)は、平日の10:50~、MBS、RCC、tys、KUTV、RKB<月、水~金>は11:00~、他局は11:30~、いずれも13:00(JST)に放送されている。
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[編集] 番組スタートまでの概要・経緯
- 2005年春の“TBS平日ワイド大改編・昼の変”として、平日昼前の「JNNニュース枠」と「TBS系列平日正午枠」を再度統合して、『きょう発プラス!(以降:きょう発)』がスタートしたが、それが発展的な終了を迎えるためにスタートする。前身の「きょう発」で司会を務めてきたホンジャマカの恵俊彰が、14時台の新番組「2時っチャオ!」に移るため、元日本テレビアナウンサーで、現在はフリーの福澤朗をこの時間帯の新司会者として迎え入れ、番組タイトルも『ピンポン!』に改めてスタートする。
- これにより、福澤のTBSでのレギュラー番組は土曜日の「人間!これでいいのだ」に次いで2本になる上、みのもんたや小倉智昭(土曜日の「知的冒険 ハッケン!!」は一部地域のみ)、加藤浩次と同様に全曜日のテレビ番組に出演することになる。
- 一部地域では、JNN協定が適用されるニュースコーナー開始時刻の11時30分スタートになる。(MBSなどのフルネット局も、特番放送時は11時30分スタート。)
- 番組タイトルの「ピンポン!」は司会の福澤が中学・高校時代卓球部に所属していたことに由来する。
- 番組には、女性限定で観客が観覧。
- またTBSでは、この番組の前の10:50~11:00に「もうすぐピンポン!」が放送される(前の平日にJNN報道特別番組が入ることに伴って「ドラマ30」の振替放送がある日は休止)。RSKも火曜のみ、これも放送。
[編集] 初日の出来事
- 福澤は、ウケを狙ったのか、本気で言ったのかは定かではないが、「ご覧になっていらっしゃるみのもんたさん(おもいッきりテレビの司会)、タモリさん(笑っていいとも!の司会)、今日からこの時間参入させていただきます」と決意表明の挨拶をした。翌10月3日には、訂正として、「大和田獏さん(ワイド!スクランブルの司会)を忘れていた」として改めて大和田にも挨拶をした。
- Mr.マリックが生出演した(この日の特番の番組宣伝も兼ねて)。
[編集] 主なコーナー
[編集] 10:50 もうすぐピンポン!
放送時間は、10:50~11:00までで、「ピンポン!」の前座番組でもある。TBSは毎日、RSKは火曜のみ視聴できていたが11月になってから番組表や内容は「アレアレRSK」になっているので、打ち切られた可能性もある。
- ショッピンポン!
- 細木数子のちょっと言うわよ!
- 六星占術占いコーナー(前番組の「きょう発プラス!」よりも時間が早まった。しかし、ほとんどのネット局が11:00スタートなので、ほとんどの地域で見られなくなってしまった)。
- テレビ欄ピンポン!
- 今日のテレビ欄から番組紹介
[編集] 11:00 「ピンポン!」本編
- 11:00 オープニング
- 福澤・木村の両司会者と曜日パートナー(福澤は「ピンポン!パートナー」と呼称する)の3人が出てきて、その後曜日コメンテーターが登場する。その後全員でタイトルコールを行う。これは、福澤が「それでは皆様ご唱和ください」といったあとに、人差し指を伸ばして「ピ~ンポ~ン!」と全員でコールを行うもの。その後いったんCMに入る。
- 11:06 こだわり二畳シンブン!
- 11:30~11:55頃まで JNNニュース
- 報道スタジオから放送、このコーナーのみ字幕放送を実施。11:30からJNN協定が適用され、デジタルハイビジョン制作の表示はここで行われる(通常TBSのテレビ番組で、字幕とハイビジョンの両方を実施している番組は、右上隅に「字幕」その下に「HV ハイビジョン製作」と表示されるが、この番組では、字幕放送をニュースコーナーのみで実施するためか、逆に表示されていたが、11月頃から、他の番組同様の表示となっている)。11:50頃からのローカルニュース枠に差し替わっても、音声モードはモノラル放送になる。番組の内容紹介はあるが、11:30からの放送する局に向けての挨拶がない。
- 11:58~ イチオシピンポン!
- 世の中の最大の関心事にVTRを通して迫る。ここから番組終了までステレオ放送に戻る。
- 12:15~ Pin Point!(10月2日~10月16日「速報!ピンポン!カルタ」→10月17日~11月3日「速報!ピンポン!」)
- 12:35~ ピンポン!NOW(旧なんでもピンポン!)
- あらゆる話題に迫る特集。
- 12:50頃 エンディング
- ※10月9日から「二畳シンブン(こだわり二畳シンブン!と改称)」と「速報!ピンポン!カルタ(Pin Point!と改称)」の放送時間を入れ替えて放送されている。
- たまに12:55頃、夕刊蔵出しとか言う裏番組のテレビ朝日『ワイド!スクランブル』の夕刊キャッチUPを意識したコーナーも終了寸前に行なう事がある。
[編集] 系列局の開始時刻
11:00 からスタートする局(フルネット) …7局
●マークの局は「もうすぐピンポン!」もネット
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11:30 からスタートする局(飛び乗り) …21局
※ すべてJNN系列各局で放送。フルネット局は一時増加する情報もあったが結局は「きょう発プラス!」と同じ山陽新幹線沿線のエリア+高知という構図に収まった。「きょう発プラス!」とは異なり、「キユーピー3分クッキング」(CBC制作版)が30分繰り上げられれば、フルネットが可能になるという、TBSの系列局に対する配慮がみられる。そのため、「きょう発」にはあった、飛び乗りネット向けの挨拶は無くなった。
[編集] 出演者
- 総合司会
- 進行
- 日替わりパートナー(ピンポン!パートナー)
- ※出演できない場合は、替わりのピンポン!パートナーや曜日をまたいで代打出演することもある【例:2006年10月12日の放送は、吉川ではなく火曜日の安が、同年11月1日の放送は、熊谷ではなく藤田朋子(女優)が出演している】。
- 日替わりコメンテーター
- ※出演できない場合は、替わりのコメンテーターや曜日をまたいで代打出演することもある【例:2006年10月12日の放送は、デーブではなく江川達也(漫画家)が、同年10月20日以降の放送は、石田ではなく月曜日のマツコが出演している】。
- ニュースコーナー(JNNニュース)担当
ニュースコーナーナレーション
- リポーター
- ナレーション
- その他の出演者
[編集] スタッフ
- 構成:橘克弘(月)、中村益雄(火)、光内章博(水)、石川サトシ(木)、善入茂雄(金)
- ブレーン:高橋秀樹、中村益雄、あべ
- テクニカルマネージャー:茨木芳樹(技術局)
- テクニカルプロデューサー:辻本直弘(技術局)
- 照明:ティ・エル・シー
- 編集:東放制作
- テーマ曲:ゲイリー芦屋
- 選曲:ピンポン倶楽部
- タイムキーパー:上田みどり(月)、飛田亜也(火)
- 美術プロデューサー:相野道生(美術センター)
- 美術デザイン:アズマリツ(美術センター)
- 美術制作:安川毅
- 装置:尻無浜宏人、中村友明
- 特殊装置:佐藤政仁
- 生花装飾:落合生嗣
- 電飾:清水久敏、佐々木勉
- 装飾:川原栄一
- コスチューム:東京衣裳
- スタイリスト:木村麻里子
- 持道具:京阪商会
- ヘアメイク:立沢恵子(アーツ)
- 新聞担当:山根孝之、渡邊尚
- ディレクター
- (月):簾英明、松本孝雄、植松直子、萩原亮太郎、清野喜玄、橋口泰広、野村亜矢子、木村行誓、須藤美紀、阪本千歳、近野裕樹
- (火):清野喜玄、橋口泰広、植松直子、武次裕、野村亜矢子、荻野谷真理、高橋麻樹、木村行誓、須藤美紀、阪本千歳、近野裕樹
- (水):吉田宏昌、山城洋昌、大西太郎、加藤勉、萩原亮太郎、高橋麻樹、植松直子、荻野谷真理、近野裕樹
- (木):佐藤正樹、武次裕、清野喜玄、加藤勉、高橋麻樹、吉田宏昌、大西太郎、荻野谷真理、今田淳史、近野裕樹
- (金):三脇えり奈、吉田智、山城洋昌、飯田裕邦、須藤美紀、野村亜矢子、金子友広、近野裕樹
- チーフディレクター:王堂健一、進東泰典、山脇伸介、疋田智、長嶋永知
- アシスタントプロデューサー:金丸尚志、平佐智子
- プロデューサー:足立信一郎(制作局)、阿隅訓之(報道局)、稲見亜矢 高橋一晃 / 丸山拓(水)、豊田壮一(金)
- チーフプロデューサー:吉崎隆
- 制作協力:イースト
- 制作:TBSテレビ
- 製作著作:TBS人
[編集] 関連リンク
- TBS系列平日正午枠
- きょう発プラス!(前番組)
- ズバリ言うわよ!
[編集] 外部リンク
[編集] 番組の変遷
JNN・TBS系列 平日昼前のJNNニュース枠 | ||
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TBS系列平日正午枠 | ||
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