ヤマハ・BT1100
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BT1100とは、ベルガルダ・ヤマハ(現ヤマハ・イタリー)製の大型自動二輪車で、正式車名はBT1100 Bulldog(ビーティー1100ブルドッグ)である。
2002年より販売が開始され、エンジンはDS11と同系の空冷75度V型2気筒を独自のツインチューブバックボーンフレームに抱え、ツインキャブ化やエアクリーナ容量の変更等で、トルクや馬力の向上が図られている。
アメリカンからのエンジン転用や、エンジン自体の強度を利用したフレームワークなどは、1981年に発表されたXV1000RH(TR-1)に通じており、同じコンセプトの後継車と言われている。またMT-01とは別プロジェクトで同時開発されていたとされる。
エンジンやブレーキ、キャブレターなどは日本製だが、サスペンションや独特なデザインの外装は海外製を採用している。2005年のモデルチェンジでは、エアインテーク形状等の外装やイモビライザー採用などの変更を受けている。