三菱・コルト
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コルト | |
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製造期間 | 2002年- |
ボディタイプ | 5ドア ハッチバック |
エンジン | 4A90型DOHC16バルブ4気筒・MIVEC 1.3L 92PS 4A91型DOHC16バルブ4気筒・MIVEC 1.5L 102PS |
全長 | 3885mm |
全幅 | 1680mm |
全高 | 1550mm |
車両重量 | 1110kg |
先代(車名のみ) | コルト |
車台が共通の車種 | 三菱・コルトプラス smart for four(一部のみ) |
同クラスの車種 | トヨタ・ヴィッツ ホンダ・フィット スズキ・スイフト 日産・ノート マツダ・デミオ |
この表は自動車のスペック表テンプレートを使用しています |
コルト (COLT) は、三菱自動車工業が製造・販売する小型ハッチバック型自動車である。
顧客が装備などを細かく選べる「カスタマー・フリー・チョイス」を三菱自動車で初めて採用。オリビエ・ブーレイによる富士山型のフロントグリル(いわゆるブーレイ顔)が賛否両論を呼んだ(後にマイナーチェンジでブーレイ顔は廃止されている)。
また、ダイムラー・クライスラーの子会社MCCと共同開発のsmart forfour及び現代自動車のTB(現地名クリック)はコルトのプラットフォームを一部使用していた。
目次 |
[編集] 歴史
※当項目では改良、受賞等のみ掲載し、特別仕様車等については掲載しない。
[編集] 初代(2002年-)
- 2002年11月11日 - ミラージュディンゴの後継として発表・販売開始。
- 2002-2003年のグッドデザイン賞の商品デザイン部門を受賞。
- 2004年10月25日 - 大幅なマイナーチェンジを実施してブーレイ顔をやめる。同日に、派生のワゴンモデルコルトプラスも同時に発表された。
- 2004年 - 欧州仕様車も発売開始。日本では引っ込められたブーレイ顔を採用するが、そのデザインは前期日本仕様とは異なる。なお、5ドアの他に3ドア(CZ3)も設定される。
- 2004年11月11日 - コルト(欧州仕様)がドイツの「ゴールデン・ステアリングホイール賞」(他国ではカー・オブ・ザ・イヤーに相当する)の小型車部門を受賞。
- 2005年11月4日 - 一部改良して発売。バイオクリアフィルターを全車標準装備。
- 2006年 - 欧州でクーペカブリオレ(コルトCZC)発売開始。
- 2006年5月30日 - RALLIART Version-R発売。
- 2006年11月21日 - コルトプラスと共に改良が加えられ、Version-R以外でもマニュアルトランスミッションを搭載した1.5Cが登場した。またATのシフトパターンの変更により、一部グレードで平成22年燃費基準+10%または同+20%を達成し、グリーン税制に適合した。また様々な仕様が変更されている。→三菱自動車プレスリリース
[編集] 車名の由来
英語で「子馬」を意味する。1960年代に、三菱自動車工業の前身である新・三菱重工業が初めて乗用車に用いたペットネームを原点に還る意味で再起用している。
[編集] 生産工場
- 三菱自動車工業名古屋製作所岡崎工場(愛知県岡崎市)- 日本国内向け
- NedCar(三菱自動車の子会社、オランダリンブルグ州) - ヨーロッパ向け
- ピニンファリーナ(イタリア) - コルトCZC (クーペカブリオレ、日本への投入は今のところない)