井出竜也
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
井出竜也(いで たつや、1971年4月19日 - )は、山梨県南都留郡富士河口湖町出身の元プロ野球選手(外野手)。右投げ右打ち。
目次 |
[編集] 来歴・人物
山梨県立吉田高等学校から日本通運を経て1993年のドラフト会議で日本ハムファイターズから2位指名され入団。守備には定評があり、2年目に129試合に出場し中堅手の定位置を確保した。1997年には初のゴールデングラブ賞獲得。打率は高くはなかったものの、勝負強いバッティングを見せチームの勝利に貢献した。
2003年シーズン終了後には入来祐作との交換トレードで読売ジャイアンツに移籍。巨人ではタフィ・ローズや清水隆行、高橋由伸がいたため守備固めとしての起用が多く先発は3試合のみ。23打数で1安打しか放つことが出来ず、オフに自由契約で福岡ソフトバンクホークスへ移籍。移籍1年目の2005年も守備固めや、左投手の場合は先発としても起用されたが、一転して翌2006年は1軍未出場に終わった。そしてこの年のオフに引退を表明。10月18日にホークスの2軍外野守備走塁コーチに就任することが発表された。
[編集] その他
- 2003年オフのファイターズ北海道移転に伴う新ユニフォーム発表の場にモデルの一人として参加したが、そのわずか半月後にトレード(上述)されてしまったため、そのユニフォームを着たのは、その1回のみとなってしまった。
[編集] 背番号
[編集] 通算成績
- 1108試合出場 3279打数 828安打 打率.253 79本塁打 336打点
[編集] タイトル・表彰
- ゴールデングラブ賞(外野手) 2回(1997年、2002年)