佐々木愛次郎
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佐々木 愛次郎(ささき あいじろう、弘化2年(1845年) - 文久3年8月10日(1863年9月22日))は、摂津国大坂出身の初期の新撰組隊士。
[編集] 経歴・最期
文久3年(1863年)5月頃に入隊。 同年8月10日、何者かに暗殺されて、変死体で見つかる。 一説によれば、佐々木愛次郎は長州の間者(スパイ)であったが新選組の理想に感銘しそのまま長州を裏切る事になる。その事が長州側に発覚し同年8月10日に長州側に暗殺されたという説も存在するが真相は定かではなく、資料も少ない。
[編集] 伝承
隊内きっての美男剣士という評判が伝えられている。
愛次郎にはあぐりという恋人がおり、局長の芹沢鴨があぐりを気に入り、愛次郎はそれに危機を感じ、あぐりと二人で駆け落ちをする。だが、芹沢一派の佐伯又三郎がそれを待ち伏せし、愛次郎を斬殺する。あぐりは佐伯に手篭めにされ、竹林の中で愛次郎の後を追って自殺する。