八雲立つ
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『八雲立つ』(やくもたつ)は、樹なつみによる漫画作品。白泉社刊行の月刊少女漫画雑誌「LaLa」に1992年から2002年まで連載された。単行本全19巻。
1997年度第21回講談社漫画賞受賞作品。同じく1997年には全2巻のOVAも製作された。
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[編集] 登場人物
[編集] ストーリー
東京で暮らす大学生七地健生は、アルバイトで島根県維鉄谷村(いふやむら)にある道返神社を訪れることになり、奉納のため七地家に伝わる飾太刀を持って神社へとやって来た。そこでは道返神社次期宗主である布椎闇己のための秘祭「神和祭」が行われていた。闇己は、宗主の証である神剣『迦具土(かぐつち)』を受け取り、ある使命を与えられる。その使命とは1700年もの間封印してきた古代出雲族の怨念を昇華させるため、神社より盗まれた7本の神剣を集めることだった。そして新宗主最初の命として布椎海潮は闇己に自らの首を刎ねるよう命じる。