名神ハイウェイバス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
名神ハイウェイバス(めいしんはいうぇいばす)は、JR東海バス、西日本JRバス、名古屋観光日急、名阪近鉄バスの各社によって運行される名神高速道路の昼行高速バス路線である。
なお、岐阜乗合自動車等が運行する名神高速道路経由の昼行高速バス路線は、名神ハイウェイバスに分類されない。
目次 |
[編集] 運行区間
[編集] 京都線
[編集] 大阪線
- 区間 名古屋駅-大阪駅・ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
- 運行 JR東海バス・名阪近鉄バス・西日本JRバス
[編集] なんば線
- 区間 名鉄バスセンター-なんばOCAT・ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
- 運行 名古屋観光日急
[編集] 神戸線
- 区間 名鉄バスセンター・名古屋駅-三ノ宮駅・ポートピアホテル
- 運行 名古屋観光日急・西日本JRバス・JR東海バス(2006年4月より)
[編集] 名古屋伊吹山線・大阪伊吹山線
- 区間 名古屋駅-伊吹山山頂 大阪駅-伊吹山山頂
- 運行 名阪近鉄バス
- 夏期のみ運転
[編集] 沿革
- 1958年 国鉄自動車局、国鉄バス専用道白棚線にて、日野BC10型にて高速試験開始。
- 1960年 高速バス試作車1号車、日野RX10型登場。
- 1961年 高速バス試作車、いすゞBU20PA型と三菱MAR820改型が登場。
- 1963年3月 本格的な高速バス試作車、いすゞBU30P型登場。同年秋には量産型が登場。
- 1964年7月10日~14日 名神高速道路を運行するバス事業が13社で競願となったため、運輸審議会公聴会 が実施される。その結果国鉄と沿線私鉄及びバス事業者が出資した日本急行バスと日本高速自動車に免許が交付された。
- 1964年10月5日 名古屋-大阪・神戸間が国鉄と日本急行バスにより開業
- 1965年3月6日 名古屋-京都間開業。同日から日本高速自動車が運行開始。
- 1970年3月15日~9月13日 大阪万博期間中のみ大阪線・神戸線が万国博会場経由で運行。また名古屋-万国博会場間臨時運行。
- 1974年10月1日 日本急行バス大阪線神戸線休止。
- 1977年4月1日 国鉄、日本高速自動車、神戸線運行休止。
- 1978年4月1日 国鉄、日本高速自動車、神戸線廃止。
- 1981年4月24日~9月14日 神戸ポートピア博乗り入れ。
- 1983年6月 日本高速自動車、名古屋近鉄バスと合併し、名阪近鉄高速バス(1994年4月から名阪近鉄バス)となる。
- 1987年4月1日 国鉄分割民営化により国鉄運行分はJR東海、JR西日本運行となる。
- 1988年4月1日 JR東海バス、JR東海から、西日本JRバス、JR西日本から分離して設立。
- 1988年7月2日 日本急行バス神戸線再開。後に名阪近鉄バスも参入するが、阪神淡路大震災にて運休し再開せず。
- 1990年4月1日~9月30日 大阪花博乗り入れ。
- 1996年4月 名阪近鉄バス、大阪駅-伊吹山山頂間運行開始。
- 2001年3月31日 大阪線、USJ乗り入れ開始。
- 2002年4月1日 日本急行バスが名古屋観光自動車に吸収され名古屋観光日急となる。
- 2002年6月1日 急行便廃止。京都線が名古屋観光日急を含めた4社共同運行になり、名鉄バスセンター乗り入れ。
- 2004年7月16日 神戸線、名古屋観光日急と西日本JRバスとの共同運行になる。
- 2006年4月1日 神戸線、JR東海バスが新たに運行開始し3社共同運行になる。
[編集] 関連項目
カテゴリ: 高速バス路線 | JRバス | ジェイアール東海バス | 西日本ジェイアールバス | バス関連のスタブ記事