四号線駅
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四号線駅(しごうせんえき)は、北海道紋別郡湧別町栄町に存在した日本国有鉄道(国鉄)-北海道旅客鉄道(JR北海道)名寄本線の鉄道駅。
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[編集] 概要
中湧別駅から分岐して湧別駅に至る支線の中間に仮乗降場として設置され、国鉄分割民営化と共に駅へ昇格した。仮乗降場時代の一時期は事前に車掌へ降車する旨を伝えておかないと、乗降場を通過して運行することがあった。なお、このような取り扱いは国鉄の規則に違反するものであり、指摘があったため末期は乗降客がいなくても停車するようになっていた。
また、この区間は末期には列車本数が朝夕の2往復に限られ、国鉄時代には清水港線(日1往復)に次いで旅客列車の少ない区間として鉄道ファンに知られていた。
なお「四号線」の名は、農地区画整理の際に基板状に設けられた道路の名に因むものである。
[編集] 構造
元仮乗降場ということもあり、板張りのホーム1本が設けられているだけで待合室もない駅であった。