埼玉県警察
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埼玉県警察(さいたまけんけいさつ)は埼玉県が設置した警察組織であり、埼玉県内を管轄区域とし、埼玉県警と略称する。埼玉県公安委員会の管理を受けるが、給与支払権者は埼玉県知事である。警察庁関東管区警察局の監督を受ける。県警本部はさいたま市浦和区高砂3-15-1。
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[編集] 沿革
[編集] 組織
[編集] 本部組織
- 総務部
- 総務課、文書課、広報課、会計課、情報管理課、留置管理課、施設課、装備課
- 警務部
- 警務課、厚生課、教養課、監察官室
- 生活安全部
- 生活安全企画課、少年課、少年捜査課、生活環境第一課、生活環境第二課
- 第一方面本部
- 第二方面本部
- 第三方面本部
- 第四方面本部
- 警察学校
[編集] 警察署
- 浦和警察署 - さいたま市浦和区(上木崎1丁目を除く地域)、南区を管轄
- 浦和東警察署 - さいたま市緑区を管轄
- 浦和西警察署 - さいたま市中央区(大字上落合、新都心を除く地域)桜区、浦和区(上木崎1丁目)を管轄
- 大宮警察署 - さいたま市大宮区(上小町、櫛引町、三橋を除く地域)、北区、中央区(大字上落合、新都心)を管轄
- 大宮東警察署 - さいたま市見沼区を管轄
- 大宮西警察署 - さいたま市西区、大宮区(上小町、櫛引町、三橋)を管轄
- 岩槻警察署 - さいたま市岩槻区、蓮田市を管轄
- 蕨警察署 - 蕨市、戸田市を管轄
- 川口警察署 - 川口市西部(西青木、青木、中青木、上青木、上青木西、上青木町、本町、栄町、幸町、金山町、舟戸町、川口、飯塚、西川口、仲町、飯原町、原町、宮町、南町、緑町、荒川町、並木元町、並木、前上町、前川、南前川、前川町、朝日、 末広、新井町、元郷、弥平、東領家、領家、河原町、在家町、柳崎、北園町、柳根町、芝中田、芝新町、芝、芝樋ノ爪、芝下、芝富士、芝園町、大字芝、芝西、芝塚原、 大字伊刈、大字小谷場、大字安行領根岸のうち芝川右岸地域) を管轄
- 武南警察署 - 鳩ヶ谷市、川口市東部(大字道合、大字神戸、大字木曽呂、大字東内野、大字源左衛門新田、大字石神、大字赤芝新田、 大字西新井宿、大字新井宿、大字赤山、大字赤井、赤井、大字東本郷、東本郷、本蓮、大字蓮沼、江戸袋、江戸、 大字前野宿、大字東貝塚、大字大竹、大字峯、大字新堀、大字榛松、大字戸塚、東川口、戸塚、戸塚東、戸塚鋏町、戸塚境町、大字藤兵衛新田、 大字行衛、北原台、大字差間、差間、大字西立野、大字長蔵新田、長蔵、大字久左衛門新田、大字安行、大字安行吉岡、大字安行藤八、大字安行吉蔵、大字安行北谷、大字安行小山、大字安行西立野、 大字安行原、大字安行領家、安行出羽、大字安行慈林、大字安行領在家、大字安行領根岸のうち芝川左岸地域)を管轄
- 上尾警察署 - 上尾市、桶川市、北足立郡伊奈町を管轄
- 朝霞警察署 - 朝霞市、志木市、和光市を管轄
- 新座警察署 - 新座市を管轄
- 川越警察署 - 川越市を管轄
- 東入間警察署 - 富士見市、ふじみ野市、入間郡三芳町を管轄
- 所沢警察署 - 所沢市を管轄
- 狭山警察署 - 狭山市、入間市を管轄
- 西入間警察署 - 坂戸市、鶴ヶ島市、入間郡越生町・毛呂山町、比企郡鳩山町を管轄
- 飯能警察署 - 飯能市、日高市を管轄
- 東松山警察署 - 東松山市、比企郡滑川町・吉見町・川島町を管轄
- 小川警察署 - 比企郡小川町・嵐山町・ときがわ町、秩父郡東秩父村を管轄
- 秩父警察署 - 秩父市(2005年3月31日以前の旧秩父市、荒川村、大滝村)、秩父郡皆野町・長瀞町を管轄
- 小鹿野警察署 - 秩父郡小鹿野町、秩父市(旧吉田町)を管轄
- 本庄警察署 - 本庄市(2006年1月9日以前の旧本庄市)、児玉郡上里町を管轄
- 児玉警察署 - 本庄市(旧児玉町)、児玉郡美里町・神川町を管轄
- 鴻巣警察署 - 鴻巣市、北本市を管轄
- 熊谷警察署 - 熊谷市、大里郡江南町を管轄
- 深谷警察署 - 深谷市(2005年12月31日以前の旧深谷市・岡部町)を管轄
- 寄居警察署 - 大里郡寄居町、深谷市(旧花園町・川本町)を管轄
- 行田警察署 - 行田市を管轄
- 羽生警察署 - 羽生市を管轄
- 加須警察署 - 加須市、北埼玉郡騎西町・北川辺町・大利根町を管轄
- 春日部警察署 - 春日部市を管轄
- 越谷警察署 - 越谷市を管轄
- 草加警察署 - 草加市、八潮市を管轄
- 久喜警察署 - 久喜市、南埼玉郡白岡町・菖蒲町、北葛飾郡鷲宮町を管轄
- 幸手警察署 - 幸手市、北葛飾郡栗橋町を管轄
- 杉戸警察署 - 北葛飾郡杉戸町、南埼玉郡宮代町を管轄
- 吉川警察署 - 三郷市、吉川市、北葛飾郡松伏町を管轄
[編集] 最近の主な事件
1999年桶川ストーカー殺人事件が発生し、後に被害者の父親らが、事件前上尾警察署に何回も訴えたのにも関わらず、署員らは消極的態度で、しかも告訴状を被害届けに改竄していたことが発覚した。後に当時の署長、副署長、刑事生活安全担当次長、本部長、刑事部長が懲戒処分を受け改竄を指示した刑事2課長の警部やそれを改竄した警部補、巡査の3人が懲戒免職処分を受けた。後に裁判になり、県警は敗訴した。主犯格の男は逃亡の末北海道で自殺し、男の弟が共犯で逮捕された。
この事件を契機にストーカー規制法が成立される。この事件後も警察の怠慢と見られる事件が相次いでいる。
[編集] 埼玉県警のみ配備のパトカー
埼玉県警は他都道府県の警察に比べて県費でパトカー用でない車種を多く導入している。
[編集] 警邏パトカー
[編集] 交通取締りパトカー
スカイラインGT-R(R34)(白黒、覆面) スカイライン(V35)(白黒。覆面は他県でも導入されている) シーマ(FY33)(白黒。現在はV35スカイラインに代替されている) インプレッサ・STiバージョン(白黒、覆面。現在は他県でも導入されている。)
[編集] 捜査車両
インプレッサ・WRX