日産・エクストレイル
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日産・エクストレイル | |
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フロント | |
リア | |
エクストレイルFCV | |
製造期間 | 2000年 – |
ボディタイプ | 5ドアSUV |
エンジン | 直4 DOHC2.0L 150PS 直4 DOHC2.0L ターボ280PS |
全長 | 4455mm |
全幅 | 1765mm |
全高 | 1750mm |
車両重量 | 1410kg |
同クラスの車種 | トヨタ・RAV4 三菱・アウトランダー ホンダ・CR-V スバル・フォレスター マツダ・トリビュート |
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エクストレイル(X-TRAIL)は、日産自動車が製造するSUV型乗用車。
目次 |
[編集] 概要
日本仕様は2000ccガソリン車(QR20DEエンジン搭載の自然吸気とSR20VETエンジン搭載のターボ)だけだが、ヨーロッパではディーゼル車も設定されている。また、アジア、オーストラリア、中近東では2500ccガソリン車(QR25DEエンジン搭載)が設定されている
[編集] 年表
- 2000年9月 パリモーターショーにコンセプトカー「X-TRAIL」を出展。
- 2000年10月 T30型発表。エンジンルームに横置きされるエンジンは、直列4気筒DOHCのQR20DE型およびSR20VET型の2機種。センターメーター、樹脂製フロントフェンダーなどを装備。
- 2000年11月 発売開始。オーテックジャパンによる、専用バンパー、丸型ヘッドランプなどを装備する特別仕様車「style-AX」を発売。
- 2001年2月 SR20VET型搭載車「GT」発売。
- 2001年10月 「St」、「Xt」、およびオーテックジャパンによる、専用バンパー・内装仕様を装備する特別仕様車「ライダー」を追加。
- 2002年1月 第24回トタール・アラス・マドリード・ダカール・ラリーにR50型テラノをベースにVQ35DEを搭載して、VQ35DE搭載D22型ピックアップ、VQ35DE搭載R50型テラノとともに参戦。
- 2002年6月 第7回北京国際モーターショーに出品。
- 2002年10月 「Stt」、「Xtt」、およびオーテックジャパンによる専用バンパー・内装仕様を装備する特別仕様車「アクシス」を追加。
- 2002年12月 高圧水素式燃料電池車「エクストレイル FCV」の国土交通大臣認定を取得。日本国内公道走行試験を開始。
- 2003年6月 マイナーチェンジ。内外装の一部変更、ポップアップステアリング等の仕様・装備の向上の他、グレードの見直しを実施。
- 2003年9月 第60回フランクフルトモーターショーに「X-TRAIL FCV」を出展。
- 2003年10月 第37回東京モーターショーに「X-TRAIL FCV」を出展。
- 2003年12月 11月に「X-TRAIL FCV」03年モデルの国土交通大臣認定を取得したのを受け、限定リース販売を開始。02年モデルに対し、最高速度および航続距離が向上している。2004年にコスモ石油、神奈川県、および横浜市へ納入された。
- 2004年1月 インドニューデリーにて開催された第7回「Auto Expo」に出展。
- 2004年5月 「St」と「Xt」を追加。
- 2004年8月 インドにて発売。
- 2004年9月 パリモーターショーに「X-TRAIL FCV」03年モデルを出展。
- 2004年11月 AMVシャムロックラリー(モロッコ)T2クラスに参戦。総合優勝および総合4位(T2ガソリン車クラス2位)。
- 2004年12月 「St」と「Xt」を廃止し、「Stt」と「Xtt」を追加。「GT」を一部改良。ムラーノ、ティーダ、フーガ、ティーダラティオ、ラフェスタとともにインテリジェントキーを採用。
- 2005年2月 パキスタンへ輸出開始。
- 2005年4月 「オート上海 2005」に「X-TRAIL FCV」を出展。
- 2005年12月 一部改良を実施。sttとxttに、2リットルのペットボトルが3本収納できる「シートバックXポケット」を新たに設定、「ハイパールーフレール」を標準装備した。また、2006年1月から改定される灯火器技術基準に適合させるために、全グレードにヘッドランプレベライザー、ハイマウントストップランプを標準装備。同時に特別仕様車「スクラッチガードコートエディション」を追加。世界で初めて、塗装表面の擦りキズ痕が復元するクリヤー塗装「スクラッチガードコート」を採用。
[編集] 車名の由来
- 車名の由来は、「X」はX-trem(=extreme)sports(スノーボード、スケートボード等、若者に人気のスポーツ競技のX。「TRAIL」は、足跡、オフロード、荒れた道などを表わしている。「X-TRAIL」は、その2つの言葉をかけ合わせた、4×4のイメージとしての造語。
[編集] 仕様
[編集] 生産
[編集] 販売
2001年から4年連続(2005年12月現在)で、日本国内におけるSUV形乗用車販売台数第1位。
[編集] マーケティング
[編集] 戦略
スポーティなブランドイメージ
[編集] キャッチコピー
- X-TRAIL the tough gear(前期型)
- 進化するタフ・ギア(後期型)
- Join the X-movement(後期型)
- SHIFT_challenge spirit
[編集] CM
発売当初からクラッシュ、メガデス、MXPXなどロック系BGMを採用したCMを製作し、スポーティなブランドイメージを確立。
[編集] スポーツイベント
毎年12月には東京ドームにおいて、日本テレビの主催でスノーボードの大会「X-TRAIL JAM」も開催されている。
[編集] 特殊仕様など
- 日産自動車はエクストレイルをベースに高圧水素式燃料電池車を開発している。