姿三四郎 (映画)
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姿三四郎 |
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監督 | 黒澤明 |
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脚本 | 黒澤明 |
出演者 | 藤田進 大河内傳次郎 |
音楽 | 鈴木静一 |
撮影 | 三村明 |
編集 | 後藤敏男 |
公開 | 1943年3月25日 |
上映時間 | 97分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
次作 | 續姿三四郎 |
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『姿三四郎』(すがたさんしろう)は富田常雄の小説を原作とした映画である。何度か制作されたが、ここでは1943年の黒澤明の第1回監督作品に関して記述する。
目次 |
[編集] あらすじ
[編集] キャスト
[編集] 映画化の経緯
[編集] 見所
[編集] 失われたフィルム
この作品は初公開されたときは全長97分であった。しかし翌年電力節約のため1作品の上映時間が80分以下に制限された。そのため、関係者の知らないところでフィルムにハサミが入れられて、カットされたフィルムは行方不明になってしまった。カットの経緯や、カットされた部分の説明などがテロップによって説明されている79分版が戦後の再公開やビデオテープ、レーザーディスクで広く出回っているものである。カットされた部分は檜垣源之助にまつわるシーンや三四郎が師の特訓を受けるシーンである。ソ連崩壊後、ロシアのコズモンドフィルムで満州国からソ連に持ち去られた一部のカット部分のフィルムが発見された。2002年に発売されたDVDではその部分が加えられた91分の「最長版」が収録された。