小林賢太郎
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小林 賢太郎(こばやし けんたろう、1973年4月17日 - )は神奈川県出身の芸人。自称舞台コント屋。役者、劇作家、演出家、漫画家。血液型はA型。
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[編集] 概要
また、小島淳二との映像製作ユニット「NAMIKIBASHI」、升野英知(バカリズム)との大喜利ユニット「大喜利猿」としての活動、ソロコント公演「POTSUNEN」も行っている。
2002年には自ら脚本・演出をつとめる演劇プロジェクトKKP(小林賢太郎プロデュース公演)を立ち上げた。
漫画家としては「ヤングマガジンアッパーズ」に『鼻兎』を連載していた。
[編集] 人物
- 多摩美術大学版画科出身。既婚。色白で183cmの長身が特徴的。よくメガネをかけているが実は伊達で、視力はとてもいい。そのことをテレビ「完売地下劇場」で相方の片桐仁にばらされ、水道橋博士に「巨泉イズム」だと突っ込まれていた。本人曰く「まぁまぁかっこいい」とのこと。
- 自らを「コントの虫」と称するほどのコント好き。「コントには何でもできると信じている」と発言、自由な発想でその領域を追及している。また、観客を気持ちよく騙すことに快感を覚えるそうで、その性格は脚本に色濃く現れている。
- 独特な言語感覚を持ち、言葉遊びが得意。雑誌のインタビューによると、祖父が俳句家であり、幼い頃から俳句に親しんでいたという。歌を作ったり韻を踏むのも得意で、第12回公演「ATOM」の劇中でラップを披露した際は、観客から笑いと言うより賞賛の声が上がった。
- 特技はパントマイム。テレビ番組ピタゴラスイッチの「なにしてるの?おじさん」というコーナーに形態模写をするおじさんとして出演している。さらに声帯模写も巧みで、舞台上にほとんど小道具を用意しないラーメンズのコントでは、観客の想像を助ける有効なツールになっている。
- 趣味は手品。ミスターマリックに影響を受けて勉強をはじめたという。プロ級の腕前で、ラーメンズが売れる以前マギー審司に紹介されたマジックバーで働いていたこともあるが、「ヤベー、これで食っていける」と感じて辞めたという。その腕は現在でもコントの演出に生かされている。
- その趣味ゆえ、鞄の中には常にトランプが入っている。トランプへの思い入れは相当なもので、世界中から収集した100組以上を所持している。ソロ公演「ポツネン」のグッズとして販売したトランプは本人の完全プロデュースであり、細部にわたるまでの徹底的なこだわりが伺える。
- 同姓同名に、料理家ケンタロウ(本名:小林 健太郎)がいることが知られている。両者は「Quick Japan」誌上で対談を果たした。(「ラーメンズつくるひと凸」収録)
- グラフィックデザインを副業とし、ラーメンズの初期のフライヤーデザインは自身でこなしていた。
[編集] ライブ
[編集] プロデュース公演
- 小林賢太郎プロデュース公演#1「good day house」
- 小林賢太郎プロデュース公演#2「Sweet7」
- 小林賢太郎プロデュース公演#3「Paper Runner」
- 小林賢太郎プロデュース公演#4「LENS」
- 小林賢太郎プロデュース公演#5「TAKE OFF ~ライト三兄弟~」
[編集] ソロ公演
脚本、演出、美術、出演:小林賢太郎
[編集] 出演
- TV
- TV CM
- PV
- KREVA 「国民的行事」
- Fantastic Plastic Machine 「Tell Me」
- 映像作品
- 椎名林檎 「賣笑エクスタシー」
- 短編映画 ※コンビでの出演作はラーメンズを参照
[編集] 出版物
- 小林賢太郎戯曲集―home FLAT news
- 小林賢太郎戯曲集―椿・鯨・雀
- 大喜利猿----小林賢太郎×升野英知
- 鼻兎(全4巻)
- new KAWADE夢ムック(共著)
- 猫本(共著)
[編集] その他
- 舞台 安田ユーシ・犬飼若浩「二人舞台」(2006・01)作・演出
- 舞台 親族代表「忄(りっしんべん)」(2006・08)脚本提供
- 映画 「モルタデロとフィレモン」(2006)字幕監修