居作昌果

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居作昌果（いづくりよしみ、1934年 3月31日 - 2005年 4月10日）は、テレビプロデューサー・テレビ制作プロダクションタイクスの代表取締役社長。東京都生まれ。早稲田大学卒業後、1956年TBS入社。

余談ではあるが日本テレビの井原高忠とはプロデューサーの腕の面で良く比較される。

[編集] 経歴

TBSで『8時だョ!全員集合』をプロデュース。またその他にも『お笑い頭の体操』、そして『クイズダービー』などヒット番組を連発する。
1979年、映画『ピーマン80』（東宝）を製作および監督する。
1981年、仲本工事、志村けんとともに競馬のノミ行為で書類送検される。
1983年、TBSの制作局長就任。
1987年、退社。タイクス設立。
2005年4月10日、肺がんにより死去。享年71。

[編集] 著書

8時だョ!全員集合伝説（双葉社）ISBN 4575711950

[編集] 逸話

居作は東京放送のバラエティ担当プロデューサー史上最大の豪傑として没後もなお伝説の人物とされているがそれを物語るのがクレーム処理を一手に引き受けていた際のエピソードである。

当時担当していた8時だョ！全員集合は「食べ物を粗末にする」コントがあるとの理由から日本PTA全国協議会から低俗番組と槍玉に挙げられていたが居作はPTAの関係者と応対した際（自身の感想であるが）あまりにも見下したような言動に激昂し「ドラマだって食べ物を粗末にするシーンがあるじゃないか!!ドラマだったら許されるといいたいのか!!!!」と恫喝したそうだ。居作によると当時ドラマでは（一例として）病気の母親のためにスイカを丸々一個買って持って帰ろうとしていた際運悪くイジメっ子達に出くわしいじめっ子にせっかく買ったスイカを取り上げられて割られてしまうというコントならば低俗とされるシーンが結構放送されていた。こういう例を見ているからこそ居作は言い返したわけだがいわれたPTAの関係者は二の句が継げなかったという。現在はドラマでも食べ物を粗末にするシーンが放送されなくなっていると見る向きもあるが、それが居作言動に由来することなのかは定かではない。