延辺大学

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延辺大学（えんぺんだいがく, 中国語Yanbian Daxue, 朝鮮語Yeonbyeon Daehak）は中華人民共和国吉林省延辺朝鮮族自治州延吉市に所在する省立総合大学である。中国の少数民族である朝鮮族の高等教育のため、朝鮮語を中国語とともに教育語とする。国家重点大学に指定されている。

[編集] 概要

師範学院、経済管理学院、法学院、体育学院、漢語語文化学院、外国語学院、芸術学院、理工学院、農学院、医学院、薬学院、看護学院、科学技術学院、成人教育学院など14の学院（日本の学部に相当）を擁し、哲学、経済学、法学、教育学、文学、歴史学、理学、工学、農学、医学、管理学など11の学系、65の専攻科を置く。また東北アジア研究所、東方文化研究所、長白山天然資源保護開発研究所、民族研究所など8の直属研究機構、図們江開発研究所、中朝韓日関係史研究所など41の学院所属研究機構を設置している。さらに全国日本哲学研究会、中国朝鮮歴史研究会など4の全国性学術団体が学内に置かれている。

在校生19,820人（2004年）、うち全日制学部学生14,747人、大学院生1,700人である。大韓民国、日本、アメリカ合衆国、ロシアなどから300名が留学している。

[編集] 沿革

1949年 3月20日　創立
1958年　延辺大学、延辺医学院、延辺農学院、延辺工学院に分割
1959年　延辺工学院を再び延辺大学に編入
1996年 4月16日　延辺大学、延辺医学院、延辺農学院、延辺師範高等専門学校、吉林芸術学院延辺分院を合併して新延辺大学が成立。また中外合作の延辺科学技術大学も編入された。