徳島県道・香川県道1号徳島引田線
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徳島県道・香川県道1号 徳島引田線(とくしまけんどう・かがわけんどう1ごう とくしまひけたせん)は、徳島県徳島市から香川県東かがわ市に至る主要地方道である。
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[編集] 概要
- 陸上距離:5.973km(香川県道)21.102km(徳島県道)
- 起点:徳島県徳島市蔵本町(徳大薬学部前交差点=国道192号交点)
- 終点:香川県東かがわ市坂元(大坂峠入口交差点=国道11号交点)
- 徳島市から北西方向へと延びる幹線道路。
- 途中で徳島市のベッドタウンである藍住町を通過する為、朝夕には名田橋、東中富交差点(通称:直道)などで頻繁に渋滞が発生する。
- 道路は徳島市内の一部区間、徳島自動車道との立体交差部分から板野大橋迄の区間が4車線。
- それ以外の区間は徳島県道12号鳴門池田線以南は全線2車線、以北は一部区間を除いて狭い山岳道路が続く。
[編集] 制限速度
あいあいロードは60km/h(標識により現示)、大坂峠の狭い山岳道路は30km/h(標識により現示)の他は40km/hまたは50km/hである。
[編集] 歴史
[編集] あいあいロードについて
あいあいロードとは、県道本線のうち徳島自動車道・藍住ICと高松自動車道・板野ICの区間の愛称である。全線で片側2車線。 徳島県は、藍住ICと板野ICの間が直線距離で約2.5キロであることに注目、またこの区間の県道は県道14号松茂吉野線の交差点を中心に慢性的な渋滞が発生しており、そのような経緯からバイパス路線(一部は既存の道路を拡張)がひかれることになった。2002年度に着工を開始し、翌年には新設バイパスの供用開始、2004年度に完全供用とした。制限速度は、バイパス区間で60km/h、それ以外は50km/hである。これにより、この区間の所要時間は5分以下となり、両高速道路を利用するドライバーにとってのパイプ役となる。また、これに合わせて高知・松山から出発し、徳島駅を経由しない関西・東京方面行きの高速バスは、従来の国道11号を通るルートからこのルートに変更された。同時に、板野BSが設置された。沿線には、板野方面側にローソンと24時間営業のセルフガソリンスタンド、藍住方面側にサンクスがあるなど非常に便利である。特にガソリンスタンドは、四国西部から徳島道・高松道を使って関西方面に抜ける場合、吉野川SAの次は明石海峡大橋手前の淡路SAまでない(しかも両者は24時間営業ではない)ため、その重要性は高い。
県によると、この区間を高速の乗り継ぎとして利用する車は1日平均約2500台である。確かにドライバーからは評判の声が聞かれるが、料金の乗り継ぎ制度を導入してほしい、標識がわかりづらい等の要望もみられる。特に乗り継ぎ制度については、これを導入すると利用者増も見込める(つまりは徳島道の発展にもつながる)ため、県も西日本高速道路社に対して導入を促しているようだ。
[編集] 通過市町村
[編集] 交差・接続している道路
- 国道192号(国道318号重複)(徳島県徳島市)徳大薬学部前交差点
- 徳島県道30号徳島鴨島線(徳島県徳島市)中島田交差点
- 徳島県道15号徳島吉野線(徳島県徳島市)不動北町
- 徳島県道137号土成徳島線(徳島県藍住町)名田橋北詰
- 徳島県道225号桧藍住線(徳島県藍住町)
- 徳島県道29号徳島環状線(徳島県藍住町)
- 徳島自動車道(徳島県藍住町)藍住インターチェンジ
- 徳島県道14号松茂吉野線(徳島県藍住町)
- 高松自動車道(徳島県板野町)板野インターチェンジ
- 徳島県道12号鳴門池田線(徳島県板野町)
- 徳島県道164号阿波大宮停車場線(徳島県板野町)
- 国道11号(国道377号重複)(香川県東かがわ市)大坂峠入口交差点
[編集] 名称・愛称
- 讃岐街道
- あいあいロード
[編集] 橋梁
- 田宮川橋(徳島県徳島市)田宮川
- 不動橋(徳島県徳島市)鮎喰川
- 新飯尾川橋(徳島県徳島市)飯尾川
- 名田橋(徳島県徳島市、板野郡藍住町)吉野川
- 板野大橋(徳島県板野郡板野町)旧吉野川
[編集] 関連項目
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