恋をするなら
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恋をするなら(If I Needed Someone)は、ビートルズの楽曲。1965年発表のアルバム『ラバー・ソウル』に収録されている（ちなみに、同アルバムにはもうひとつ「嘘つき女」というジョージの曲が収録されている）。作詞・作曲はジョージ・ハリスン。レコーディングは1965年10月16日にベーシック・リズム・トラックの録音、同18日にオーバーダビングが行なわれた。
ビートルズ初期におけるジョージの代表曲のひとつで、仮定法を用いたラブソング。カポタストを使用した印象的なギターフレーズで始まるこの曲は、バーズの楽曲に影響を受け書かれた事をジョージ自身が認めている。また、この曲は同時期にホリーズとの競作の趣向で曲提供されたが（ビートルズがシングルカットを行わない代わりホリーズがシングルのみで発売した）、ホリーズのヴァージョンはジョージの指向性とは違う方向の出来で、あまり気に入っていなかったようだ。
この曲は1966年に日本武道館で行われた来日コンサートでも披露されているがビートルズのメンバーとして最後にコンサートで歌われたジョージ作の曲となった。1991年の来日公演でも披露された。
アメリカではキャピトル・レコード編集版アルバム『イエスタデイ・アンド・トゥディ』に収録されている。
