新居浜平野
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新居浜平野(にいはまへいや)とは愛媛県東部、高縄半島と四国山地、燧灘に囲まれた平野。
道前平野と称することもあるが、国土地理院の方針では平野の名称は当該平野に存する都市のうち最も大きい都市の名称を付する原則となっているため、地形図に表示される正式名称は新居浜市の名を取って新居浜平野とする。旧・西条市の要望で、かっこ書きなながら道前平野が付記されている地図もある。なお、「道前」とは道後温泉の「道後」に相対する名称。
新居浜市と西条市の間には低いながらも山があり、平地として連なっているとは感じられないということから、新居浜平野と称することに抵抗感を感じるという指摘もある。
米作、花き、柿、茶の栽培、畜産が盛ん。臨海部は遠浅の海岸であったため、埋め立てられ工場地帯となっている。