日光宇都宮道路
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日光宇都宮道路(にっこううつのみやどうろ)は、栃木県宇都宮市の東北自動車道宇都宮ICから、日光市へ至る高速道路(自動車専用道路)。栃木県道路公社管理の一般有料道路であり、宇都宮IC~日光ICは国道119号、日光IC~清滝IC間は国道120号のそれぞれバイパスである。愛称は「日光道(にっこうどう)」。
事後的に、日光宇都宮道路の路線名で地域高規格道路の計画路線に指定されている。
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[編集] 概要
- 起点 栃木県宇都宮市徳次郎町
- 終点 栃木県日光市清滝桜ヶ丘町
- 全長 30.7km
- 償還完了予定 2022年3月2日
[編集] 沿革
- 1976年12月25日 宇都宮IC - 日光IC 供用開始
- 1981年10月6日 日光IC - 清滝IC 供用開始
- 1998年6月16日 地域高規格道路の計画路線に指定
- 2005年6月28日 有料道路事業を栃木県道路公社に移管
- 2005年10月26日 愛称を「日光道」に決定
[編集] インターチェンジなど
- (10) 宇都宮IC(東北自動車道・国道119号宇都宮北道路)
- 1 徳次郎IC(国道293号/清滝方面のみ接続)
- 2 大沢IC(国道119号)
- TB 大沢本線TB(本線料金所)
- (2-1)土沢IC:予定(国道121号・国道352号板橋バイパス)
- 3 今市IC(国道119号・国道121号・国道352号・栃木県道70号宇都宮今市線)
- PA 日光口PA
- 4 日光IC(国道120号・国道119号)
- TB 日光本線TB(本線料金所)
- 5 清滝IC (国道120号・国道122号)
[編集] 管理団体変更
日本道路公団が建設・運営してきた同道路だが、同公団の民営化問題に絡み、30年間の償還期間を前に2005年6月28日午前0時、管理・運営が栃木県道路公社へ移管された。県への譲渡価格は21億8000万円で、2010年3月までに日光市土沢と宇都宮市石那田町の2ヶ所に新しいインターチェンジを設置する予定(日光市土沢については土沢IC(仮称)として現在着工している)。
また、2007年春までに現在の全4箇所の料金所にETCを設置する。料金体系は5~11月の通常料金と12~4月(閑散期)の割引料金に分け、通常料金を現在の半額程度に設定、17時~9時のETC割引も実施する。施設管理や新インター設置資金などを料金収入によって賄うため、もともと2006年12月24日までの予定であった料金徴収期間は、2022年3月2日までに延期された。
[編集] 料金徴収
料金徴収は、大沢本線TBまたは大沢ICと、日光本線TBまたは日光ICで行われる。 (括弧内は閑散期(12~4月)の料金)
前項に示した通り、管理・運営が移管されたことにより、全区間通行した場合の料金が普通車で920円から450円(閑散期は350円)に値下げされた。
大沢本線TB
普通車・軽自動車:300円(200円)
大型車:450円(300円)
特大車:1,050円(700円)
- 該当区間:宇都宮IC・徳次郎IC~今市IC
大沢IC
普通車・軽自動車:200円(100円)
大型車:300円(150円)
特大車:700円(350円)
- 該当区間:宇都宮IC・徳次郎IC~大沢IC、大沢IC~今市IC
日光本線TB
普通車・軽自動車:150円
大型車:220円
特大車:520円
- 該当区間:今市IC~清滝IC
日光IC
普通車・軽自動車:100円
大型車:150円
特大車:350円
- 該当区間:今市IC~日光IC、日光IC~清滝IC