日産・ティーダ
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日産・ティーダ | |
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製造期間 | 2004年 – |
ボディタイプ | 5ドア ハッチバック |
エンジン | HR15DE型直列4気筒1.5L MR18DE型直列4気筒1.8L |
全長 | 4205mm |
全幅 | 1695mm |
全高 | 1535mm (4WDモデルは1540mm) |
ホイールベース | 2600mm |
車両重量 | 1140kg |
トランスミッション | 4速AT(E-ATx) CVT |
先代 | サニー、パルサー (但し、事実上) |
姉妹車、OEM | 日産・ティーダラティオ |
車台が共通の車種 | 日産・マーチ ルノー・モデュス |
同クラスの車種(2006年現在) | トヨタ・オーリス マツダ・アクセラ プジョー・307style |
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ティーダ (TIIDA) は、日産自動車の5ドアハッチバック型乗用車。
目次 |
[編集] モデル概要
ティーダは同車の販売開始によって生産を終了した、日産伝統の大衆車サニーの事実上の後継モデル。ティーダという名が英語のTIDEを語源とするというだけでなく、沖縄方言で太陽の意を表す”てぃーだ”から来ているということも、それを暗示している。
当初はアジア戦略車と位置付けられていたが、2006年にはメキシコのアグアスカリエンテス工場でも生産を開始して、「ヴァーサ」(Versa, 米国・カナダ向け。メキシコ向けは日本と同じティーダ) の名称で北米サブコンパクト市場に投入される。さらにはメキシコから欧州市場への輸出も計画されている。
姉妹車にセダンの日産・ティーダラティオがあるが、海外名は区別せず、単に「ティーダ・セダン」「ティーダ・ハッチバック」と呼ばれる。モデル名が「ヴァーサ」となる米国でも同様に「ヴァーサ・セダン」「ヴァーサ・ハッチバック」となっている。また中国では、漢字表記のときのみに際し同音異字を用いている。
[編集] 機構・メカニズム
シャシー(プラットフォーム)は、日産の事実上の親会社で、アライアンス関係を結んでいるルノーと共同開発し、すでにマーチやルノー・モデュスなどで使用されているアライアンス・Bプラットフォームの中でも、特にキューブキュービックのものをベースに開発されている。
ボディサイズは、全長4205mm、全幅1695mm、全高1535mm(4WDモデルは1540mm)、ホイールベース2600mmと、近年このクラスのモデルが大型化して3ナンバーボディを採用することが多い中、5ナンバーサイズを堅持している。
エンジンは低中速トルク・燃費性能・環境性能を、従来のQG型から大幅に向上させたという、新開発のHR15DE型直列4気筒1.5Lエンジンを搭載。2005年初頭には同じく新開発のMR18DE型直列4気筒1.8Lエンジンを追加した。
トランスミッションは4速AT(E-ATx)と伝達効率を向上させた新開発CVT(エクストロニックCVT)を用意。ただしe-4WDシステム(トランスファー、プロペラシャフトを用いず、電気モーターによって後輪を駆動する)搭載車には4速ATのみしか用意されない。これはCVTとe-4WDがうまく合わなかったためとされる。
[編集] スタイリング
内外装は、日産がティーダに掲げる”SHIFT_ compact quality”のコンセプト通り、従来の小型車のレベルを超えた高い質感を実現している。
エクステリアは、一部でルノーのモデル(メガーヌなど)との類似性を指摘されている(両社は提携関係にあるのだから、似ていてもおかしくはない)が、質感は高く、リアコンビネーションランプは同社のモデル、フェアレディZにも似たスタイリッシュなデザインを採用している。
インテリアは、すでに高い質感とデザインで好評を得ている同社のモデル、ティアナを手がけたスタッフによるもので、ダッシュボードにはアルミをあしらい、シートもティアナと同等の余裕あるサイズのものを採用し、オプションでクロスレザー仕様にすることもでき、全体として高い質感を実現している。
[編集] 歴史
[編集] C11型 (2004年-)
- 2003年10月 第37回東京モーターショーにコンセプトカー「シーノート(C-NOTE)」を出展。
- 2004年6月 北京モーターショーに「シーノート(C-NOTE)」を出展。
- 2004年9月30日 ティーダ発売。オーテックジャパンによる特別仕様車「アクシス」を設定。
- 2004年10月29日 セダンバージョンである、ティーダラティオ(SC11型)が追加
- 2005年1月 新開発のMR18DE型直列4気筒1.8リットルモデルを追加。
- 2005年4月 上海で中国向け「ティーダ ハッチバック」(中国名:騏達)を披露。
[編集] バリエーションモデル
[編集] CMソング
- 2006年よりビル・ウィザーズ(Bill Withers)の「Use Me」を起用している。
[編集] キャッチコピー
キャッチコピーは、「Compact meets Luxury. -コンパクトがはじめて出会う上質。」
シフトコンセプトは、「SHIFT_compact quality コンパクトの質をシフトする。」