明石市立野々池中学校
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明石市立野々池中学校 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 明石市 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程・学期 | 全日制 3学期制 |
所在地・連絡先 | |
所在地 | 〒673-0008 |
兵庫県明石市沢野1丁目3番1号 | |
電話番号 | (078)927-6586・6587 |
明石市立野々池中学校(あかししりつののいけちゅうがっこう)は兵庫県明石市沢野にある公立中学校。地元では通称野々中、もしくは野々池中と呼ばれる。[1]
なお、野々池というのはこの中学校の東側に隣接する溜池の名前である。校舎からはその野々池を一望することができる。
目次 |
[編集] 概要
当校は、当時生徒数が増加を続けていた望海中学校より分校し、1977年(昭和52年)4月に市内で10番目の公立校として開校。開校10年目前後が生徒数のピークであった。現在は、生徒会活動、部活動共に活発な活動を広げている。
[編集] 変遷・沿革
- 1977年4月 - 明石市立野々池中学校開校(管理棟、教室棟)、校章制定
- 1977年 5月 - 校歌制定
- 1977年 6月 - 開校記念行事
- 1977年 7月 - プール設備完成
- 1978年3月 - 体育館竣工
- 1979年3月 - 野々池コミセン竣工式
- 1980年3月 - 教室棟増築(教室4昇降口)
- 1982年2月 - 教室棟増築(北校舎)
- 1982年 3月 - グラウンド周辺ネット工事完了
- 1985年12月- ブレザータイプ生徒標準服制定(次年度から実施)
- 1987年2月 - 特別教室増築(技術室、音楽室、家庭科室)
- 1988年5月 - 県教育委員会指定兄弟づくり運動推進校
- 1991年10月- 中国無錫市青年文化交流団と交流
- 1992年1月 - オーストラリア・ベットベリー高校と交流
- 1992年 7月 - グラウンド改修工事
- 1993年4月 - わかくさ学級設置
- 1995年8月 - 焼却場フェンス完成
- 1997年10月- プールの解体開始
- 1998年1月 - プール・武道館新築工事開始
- 1998年 6月 - 明石市指定青少年育成実施活動推進校
- 1998年 10月 - 武道館「潤心館」及びプール竣工
- 1998年 11月 - 第一回トライやる・ウィーク
- 2003年9月 - グラウンド周辺ネット取り替え
- 2004年11月 - オープンスクール実施
[編集] 所在地
[編集] 歴代校長、教頭
年度 | 校長 | 年度 | 教頭 |
---|---|---|---|
1977年 | 古田 廉 | 1977年 | 西海 正二 |
1983年 | 田中 正美 | 1979年 | 万波 荒治 |
1987年 | 原 久光 | 1986年 | 山下 賢三 |
1990年 | 竹下 喬 | 1993年 | 清水 貞亮 |
1992年 | 北村 義雄 | 1996年 | 大北 兼光 |
1993年 | 山下 賢三 | 2000年 | 小泉 政勝 |
1995年 | 田淵 洋三 | 2003年 | 井上 正 |
1998年 | 澁谷 博隆 | 2005年 | 浅野 貴路 |
2001年 | 喜谷 均 | ||
2004年 | 福本 隆文 |
[編集] 学区
- 沢池小学校
- 鳥羽小学校
- 和坂小学校
上記の3つの小学校の児童が主に入学してくる。[2]
[編集] 目標
[編集] 教育目標
人間尊重の精神に徹し、個性豊かな、社会性のある、調和のとれた、成長し続ける人間の育成をはかる。
[編集] 校訓
自学・自主・自律
[編集] 生活目標
人を大切に 物を大切に 時を大切に(人、物、時を大切に)
[編集] 生徒会スローガン
お互いを高め合える仲間になろう。
[編集] 学習の目標
- 学習のきびしさを知るとともに、ねばり強く積み上げていく人になろう。
- まわりの人の身になって、良いことは勇気を持って実行できる人になろう。
- 集団の一員として生活し、けじめのついた協調できる人になろう。
[編集] 校章について
『校章は、中学校の「中」の芯中を勉学の象徴のペンの形とし、下に野々池のさざなみと、飛ぶ鳥の形をあらわした。』(平成17年度 「新入生のてびき」より引用)
この校章は、名札や制服のボタンを始め、体育館など学校内の様々な場所で見ることが出来る。[3]
[編集] 年間行事
特に記述がない限りは全校行事である。
[編集] 4月
[編集] 5月
[編集] 6月
[編集] 7月
[編集] 8月
- 夏期休業
- 学年登校日など
[編集] 9月
- 始業式
- 課題テスト
- 体育大会など
[編集] 10月
[編集] 11月
- 授業参観
- 学級懇談会
- 進路説明会
- 面接週間など
[編集] 12月
[編集] 1月
[編集] 2月
[編集] 3月
[編集] クラブ活動
[編集] 概要
部活動は盛んに行われており、吹奏楽、陸上、柔道、卓球、サッカーなどは、開校以来、全国にまで進出した功績がある。また、近くに野々池があるため、運動部(特に陸上部の長距離など)は野々池を走って体力強化に励む姿がしばしば見受けられる。[5]以下、掲載する部活動は現存する部のみである。
[編集] 運動部
[編集] 文化部
※年度により部数の変更あり。
[編集] 部活終了時刻と下校時刻
- 4~8月 終了時刻6:30 下校時刻6:45
- 9、10、2、3月 終了時刻6:00 下校時刻6:15
- 11~1月 終了時刻5:30 下校時刻5:45
[編集] 委員会活動
- 文化委員会
- 生活委員会
- 体育委員会
- 整備委員会
- 図書委員会
- 放送・広報委員会
- 保健委員会
[編集] 学校周辺
- 野々池(溜池)
- 明石市立沢池幼稚園
- 明石市立沢池小学校
- 明石南高等学校
- 神戸文化短期大学
[編集] 註釈
- ↑ 開校前の仮称は沢ノ中学校であった。
- ↑ 但し、柔道部など、強豪の部活が数多く存在するため、わざわざ校区外から進学してくる生徒も珍しくない。
- ↑ 現在の校章は、多少の図案の改正がしてあるので、開校時の物とは異なる。
- ↑ 創立10周年ごとに、記念式典が執り行われる。その際は文化祭が11月になり、式典と共に2日続きで開催される。
- ↑ 野々池は、1周が約2キロメートルと、およそ10分弱で走ることの出来る手頃な距離であることも、盛んに走られる要因の一つである。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
[編集] 参考文献
- 新入生のてびき
- 野々池中学校 生徒手帳
- 創立三十周年記念誌