本千葉駅
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本千葉駅 (ほんちばえき) は、千葉県千葉市中央区長洲1丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)外房線の駅である。蘇我駅から千葉駅方面へ乗り入れをする内房線列車の利用も可能である。
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[編集] 駅構造
島式ホーム1面2線を持つ高架駅で駅舎は高架下にある。直営駅でみどりの窓口設置駅。東側は賑やかだが西側はひっそりとしている。
[編集] 駅周辺
千葉市の中心部である。千葉県庁や千葉地方裁判所などは千葉駅付近ではなくこの本千葉駅の北側にある。千葉都市モノレール1号線の県庁前駅へは歩いて数分である。
- 柏戸病院
- 千葉中央バス本社
- 千葉市武道館
- 寒川神社
- 厳島神社
- 千葉大学医学部・看護学部
- 千葉県立千葉高等学校
- 千葉県立中央図書館
- 千葉市立寒川小学校
[編集] 利用状況
- 2005年度の乗車人員は1日平均7,881人であった。
[編集] 歴史
当駅が開業したのは1896年(明治29年)と日本国内では早い部類に属しており、その開業は房総鉄道によるものである。開業当初は寒川駅と称していたが1902年(明治35年)には現在の本千葉駅に改称となった。房総鉄道は1907年(明治40年)に国有化され、当駅はその後房総線、房総東線をへて、1972年(昭和47年)には外房線の駅となった。開業当初当駅は現在京成電鉄の千葉中央駅がある附近に位置していたが第二次世界大戦中に少なからず被害を受け、そのため戦後、復興の一環として現在の位置に移転した。
- 1896年(明治29年)2月25日 - 房総鉄道の蘇我駅から大網駅までの開通に伴い寒川駅として開業。
- 1902年(明治35年)1月28日 - 本千葉駅に改称。
- 1907年(明治40年)9月1日 - 房総鉄道が国有化される。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称の設定により房総線の駅となる。
- 1933年(昭和8年)4月1日 - 千葉駅から茂原駅をへて安房鴨川駅までが房総東線とされる。
- 1958年(昭和33年)2月1日 - 千葉市の戦災復興の一環として現在地に移転。
- 1960年(昭和35年)7月15日 - 当駅から蘇我駅までが複線化される。
- 1963年(昭和38年)4月28日 - 千葉駅から当駅までが複線化される。
- 1968年(昭和43年)7月13日 - 千葉駅から当駅を経て木更津駅までが電化される。
- 1972年(昭和47年)7月15日 - 房総東線が外房線に改称となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄の分割民営化により東日本旅客鉄道の駅となる。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
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