杉田駅 (神奈川県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
杉田駅(すぎたえき)は、神奈川県横浜市磯子区杉田2丁目1-9にある、京浜急行電鉄本線の駅である。
目次 |
[編集] 駅構造
相対式ホーム2面2線をもつ地上駅。のりばは東側から1番線、2番線でそれぞれ金沢文庫方面、品川方面の列車が発着している。駅の構内京急富岡方に1970年(昭和45年)築の橋上駅舎があり、各ホームから駅舎へ通路がのびているほか、線路の東側に東口が、線路の西側に西口が設けられている。
直営駅で駅舎内部には自動券売機や自動改札などがある。駅舎の東側に隣接する商業施設「プララ杉田」と駅舎は直接つながっており、こちらから駅に出入りすることも可能である。
ホームには車椅子対応のエスカレータが、西口出口にはエレベータが設置されている。
トイレは駅舎内に設置されておらず、西口出口の少し先にある道路沿いの公衆便所を利用する。
駅の京急富岡方には、杉田第一踏切がある。
[編集] 駅周辺
古くからの町並みの中にある駅。駅近くから東400メートルほどの新杉田駅附近まで商店街(ぷらむろーど杉田[1])が続いているほか、駅の附近には東漸寺や杉田梅林で知られた妙法寺など、歴史のある寺院が存在している。
その他、駅周辺の主要な施設としては横浜市立杉田小学校、横浜市立浜中学校、横浜市立杉田地区センター(プララ杉田内)などがある。
- プララ杉田
-
- 杉田とうきゅう(東急ストア)
- ぷらむろーど杉田
※かつて駅西側にユニーがあったが、1995年に撤退し、跡地はマンションになっている。
[編集] 路線バス
[編集] バス停の場所について
- 杉田駅前・杉田小学校前の両停留所は相互間の距離が離れている。
- 杉田駅前の停留所は、踏切を挟んで栗木町側が磯子方面行きの乗り場、聖天橋側に栗木町方面行きの乗り場がある。
- 杉田小学校前の停留所は、プララ杉田の裏側(搬入口・地下駐車場入り口の横)に磯子方面行きの乗り場、そこから少し進んだ停留所から栗木町方面行きの乗り場がある。
- 10・93系統は2006年度中に路線の廃止が計画されており、正式に廃止が決定した場合、杉田駅を通るバスがなくなってしまう。
- 聖天橋(国道16号徒歩5分)
[編集] 利用状況
- 1日平均乗車人員 15,881人(2004年度)
[編集] 歴史
1930年(昭和5年)4月1日、湘南電気鉄道が黄金町駅から浦賀駅までを開業させた際この附近の路線も開通を見たが、当時この駅は設けられていなかった。同年7月10日にこの駅は仮駅として開業し、翌1931年(昭和6年)5月1日に一般の駅に昇格したのである。
- 1930年(昭和5年)7月10日 - 湘南電気鉄道の仮駅として開業。
- 1931年(昭和6年)5月1日 - 駅に昇格。
- 1941年(昭和16年)11月1日 - 湘南電気鉄道の合併により京浜電気鉄道の駅となる。
- 1942年(昭和17年)5月1日 - 京浜電気鉄道の合併により東京急行電鉄の駅となる。
- 1948年(昭和23年)6月1日 - 東京急行電鉄からの独立により京浜急行電鉄の駅となる。
- 1970年(昭和45年)3月 - 駅舎を改築、橋上化。
- 1993年(平成5年)4月-駅ビル「プララ杉田」開業
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 鉄道関連のスタブ項目 | 横浜市の鉄道駅 | 日本の鉄道駅 す | 京浜急行電鉄