梅本哲也
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梅本哲也(うめもと てつや 1953年-)は、日本の国際政治学者。専門は、核兵器問題を中心とする安全保障論。
東京大学教養学部卒業、同大学院社会学研究科国際関係論専攻修士課程修了、博士課程途中でプリンストン大学大学院に留学し、博士号取得(Ph.D、政治学)。日本国際問題研究所研究員などを経て、現在は静岡県立大学国際関係学部教授。
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[編集] 著書
[編集] 単著
- 『核兵器と国際政治 1945-1995』(日本国際問題研究所, 1996年)
[編集] 共編著
- (草野厚)『現代日本外交の分析』(東京大学出版会, 1995年)
- (納家政嗣)『大量破壊兵器不拡散の国際政治学』(有信堂高文社, 2000年)
- (近藤重克)『ブッシュ政権の国防政策』(日本国際問題研究所, 2002年)
[編集] 論文
- 「アメリカ合衆国議会と対日講和」渡辺昭夫・宮里政玄編『サンフランシスコ講和』(東京大学出版会, 1986年)
- 「米国の戦略論議における『戦略的安定』」『新防衛論集』17巻3号(1989年)
- 「米国核戦略の変遷と『戦略的安定性』」佐藤誠三郎編『東西関係の戦略論的分析』(日本国際問題研究所, 1990年)
- 「『柔軟反応』戦略と在欧戦域核」上野明・鈴木啓介編『ボーダーレス時代の国際関係』(北樹出版, 1991年)
- 「『冷戦後』米国の核政策」『新防衛論集』20巻1号(1992年)
- 「冷戦と核兵器」『国際政治』100号(1992年)
- 「安全保障環境の変容と対米同盟の再定義」『国際問題』401号(1993年)
- 「大戦略と核政策」佐藤誠三郎編『新戦略の模索――冷戦後のアメリカ』(日本国際問題研究所, 1994年)
- 「『先導』『用心』『拡散防止』『拡散対抗』――米国核政策の諸動向」『国際問題』426号(1995年)
- 「核兵器全廃論の浮上とその課題」『国際政治』117号(1998年)
- 「核威嚇による化学・生物兵器の使用抑止――米国の政策と議論」『海外事情』第47巻11号(1999年)
- 「米本土ミサイル防衛の現状と展望」『国際問題』491号(2001年)
- 「大量破壊兵器の拡散と不拡散――概観」『新防衛論集』28巻4号(2001年)
- 「本土ミサイル防衛の展開」森本敏編『ミサイル防衛――新しい国際安全保障の構図』(日本国際問題研究所, 2002年)
- 「核不拡散体制の現状と展望――『核の取引』は維持されるか」『国際問題』529号(2004年)
- 「大量破壊兵器, RMA, 国際秩序」藤原帰一・李鍾元・古城佳子・石田淳編『国際政治講座(4)国際秩序の変動』(東京大学出版会, 2004年)
- 「軍備管理に関する米国外交の"変調"」山本吉宣編『アジア太平洋の安全保障とアメリカ』(彩流社, 2005年)
- 「民主党の外交・安全保障政策――対外政策『革新』への『抵抗』とその限界」久保文明編『米国民主党――2008年政権奪回への課題』(日本国際問題研究所, 2005年)