能代 (軽巡洋艦)
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能代(のしろ)は、太平洋戦争中に建造された日本海軍の阿賀野型軽巡洋艦3番艦。同型艦は阿賀野、矢矧、酒匂。
1941年9月4日横須賀工廠で起工。1942年7月19日進水。1943年6月30日竣工。
竣工後ブーゲンビル島やニューアイルランド島カビエンへの輸送作戦に従事。1943年11月1日のアメリカ軍のブーゲンビル島上陸に対し重巡洋艦7隻などと共に3日トラックを出航し5日ラバウルへ到着。同日ラバウルで米第38任務部隊による空襲を受け小破。トラックからカビエンへの輸送作戦の際1944年1月1日カビエンで揚陸中に空襲を受け中破。6月12日第三次渾作戦でソロン沖バチャン泊地に進出。13日アメリカ軍のサイパン来襲により作戦中止となり16日機動部隊と合流し19日、20日マリアナ沖海戦に参加。7月リンガ泊地に進出。アメリカ軍のレイテ島来襲に対し10月18日栗田艦隊に属しリンガ泊地を出撃。24日シブヤン海海戦。25日サマール沖海戦。26日帰投途中にミンドロ島の南で米第38任務部隊による空襲を受け沈没した。12月20日除籍。