金指駅
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金指駅(かなさしえき)は、静岡県浜松市引佐町金指にある天竜浜名湖鉄道の駅。
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[編集] 駅構造
島式ホーム1面2線。北西寄りに駅舎を持つ。かつては南寄りに、遠州鉄道奥山線(後述)のホームがあった。
[編集] 歴史
本来は浜松軽便鉄道(軌間762mm)の駅として開業した。同鉄道は1914年(大正3年)、当駅から元城まで開業、翌年には浜松鉄道と改称した上で南は浜松、北は奥山まで路線を延長した。その後浜松鉄道は遠州鉄道奥山線を経て、1964年(昭和39年)に全廃となっている。
1938年(昭和13年)に国鉄二俣西線(のちの二俣線)が金指駅に乗入れ、浜松鉄道と交差することになった。このような場合、通常は新たに開業した線が昔からの線をガード等で跨ぐのだが、二俣線が東海道本線の非常時迂回線と考えられていたためか、浜松鉄道がガードを作って二俣線を越えることとなった。このガードはコンクリート製のもので、2005年5月現在も金指駅西方に残っている。
[編集] 年表
各線の延長・廃止は、金指駅に直接関係あるものに限り記述した。
- 1914年(大正3年)11月30日 浜松軽便鉄道の駅として開業
- 1915年(大正4年) 浜松軽便鉄道から浜松鉄道に改称。12月28日に気賀(気賀口)へ延長
- 1938年(昭和13年)4月1日 国鉄二俣線、三ヶ日~金指 開業
- 1940年(昭和15年)6月1日 国鉄二俣線、遠江森~金指 開業。二俣線全通
- 1947年(昭和22年)5月1日 遠州鉄道が浜松鉄道を吸収合併、遠鉄奥山線となる
- 1964年(昭和39年)10月31日 遠鉄奥山線、遠鉄浜松~気賀口間廃止で全廃
- 1987年(昭和62年)3月15日 二俣線の第三セクター化で天竜浜名湖鉄道の駅に
[編集] 駅周辺
住宅が多い。