鈴蘭台駅
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鈴蘭台駅(すずらんだいえき)は、兵庫県神戸市北区鈴蘭台北町1丁目7-17にある神戸電鉄の駅。駅南側に鈴蘭台車両基地がある。
当駅より粟生線が分岐し、列車運用上の中心駅でもある。また、この駅で乗務員交代を行うことも多い。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
- 2階建て島式2面4線ホームを持つ。下りホームには待合所がある。ホーム、改札間は地下道で連絡している。
- 東西双方に改札口が設けられている。
[編集] 利用状況
1日の乗降客数は約32,000名。
[編集] 駅周辺
商店や事務所、住宅が密集している。
- 神戸市北区役所
- 北区民センター
- 神戸鈴蘭台郵便局
- 神戸市立兵庫商業高等学校
- 兵庫県立鈴蘭台高等学校
- 神戸親和女子大学
- ダイエー鈴蘭台店
- コープこうべ鈴蘭台東店
- 鈴蘭台プラザ
[編集] 接続バス路線
- (補足1)61系統は阪急バス7系統とは系統番号が異なるが共同運行扱いである。
- (補足2)臨時61系統は臨時系統であるが毎日定期運行される系統である。
- (補足3)7系統は神戸市営バス61系統とは系統番号が異なるが共同運行扱いである。
- 神鉄バス
- 中央病院線:(東山団地経由)中央病院前行
- 中央病院線:西鈴蘭台行
- 君影団地線:(君影団地巡回)鈴蘭台行
- 君影団地線:(君影団地巡回)西鈴蘭台行
- 中里線:中里町行
[編集] 歴史
- 1928年(昭和3年)11月28日 神戸有馬電気鉄道 湊川~電鉄有馬(現在の有馬温泉)間開業時に、小部(おぶ)駅として開業。
- 1932年(昭和7年)8月1日 鈴蘭台駅に改称。
- 1936年(昭和11年)12月26日 三木電気鉄道(現在の粟生線)の鈴蘭台~広野ゴルフ場前間が開業。
- 1947年(昭和22年)1月9日 三木電気鉄道との会社合併により神有三木電気鉄道の駅となる。
- 1949年(昭和24年)4月30日 社名変更により神戸電気鉄道の駅となる。
- 1988年(昭和63年)4月1日 社名変更により神戸電鉄の駅となる。
戦前の鈴蘭台地区はダンスホールやビヤホールなどを擁する避暑地、高級住宅地として栄え、「関西の軽井沢」と謳われた。戦後はニュータウンとして売り出され、特に神戸高速鉄道開業に伴う阪急・阪神との接続が開始されて以降人口は急激に増加した。
[編集] 隣の駅
- 神戸電鉄
- 有馬線
- 粟生線
- 普通・準急・急行
- (新開地方面へ) - 鈴蘭台駅 - 鈴蘭台西口駅
- 普通・準急・急行