陸前山王駅
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陸前山王駅(りくぜんさんのうえき)は、宮城県多賀城市山王にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である。
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[編集] 駅構造
- 2面3線のホームを持つ地上駅である。ホームは跨線橋で繋がっている。この駅から仙台臨海鉄道(貨物線)が分岐するため、構内は広く、無数の留置線が存在する。また、かつてはこの駅から塩釜線(貨物線)も分岐していた。
- 貨物扱い要員(JR貨物・仙台臨海鉄道社員)が配置されている。旅客扱い要員の配置は無い。
- 自動改札機、自動券売機設置。以前はPOS端末も設置されていたが、旅客扱い要員の配置が廃止されたため撤去された。多賀城駅管理。
[編集] 利用状況
2003年度の利用者数は1日平均441人である。
[編集] 駅周辺
[編集] 歴史
- 1933年(昭和8年)8月15日 - 塩竈線の多賀城前駅として開業。
- 1944年(昭和19年)5月1日 - 陸前山王駅に改称。
- 1944年(昭和19年)11月15日 - 陸前山王駅~品井沼駅間に東北本線の新線(海岸線、海線)開業、塩竈線の岩切駅~陸前山王駅間を東北本線に編入。
- 1956年(昭和31年)7月9日 - 海岸線に塩釜駅が設置され、塩竈線は塩釜線と改称し旅客営業廃止。
- 1971年(昭和46年)10月1日 - 仙台臨海鉄道開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
- 1997年(平成9年)4月1日 - 塩釜線廃止。
- 2002年(平成14年)- 自動改札導入。
- 2003年(平成15年)10月26日 - 首都圏と同様のICカード「Suica」サービスが開始。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 旅客扱い要員の配置を廃止。
[編集] 隣の駅
- 仙台臨海鉄道
- 臨海本線
- 陸前山王駅 - 仙台港駅
[編集] かつて存在した路線
- 塩釜線
- 陸前山王駅 - 塩釜港駅
[編集] 関連項目
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