青森空港
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青森空港 | |||
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IATA:AOJ - ICAO:RJSA | |||
概略 | |||
空港種別 | 公共 | ||
運営者 | 青森空港ビル (株) | ||
開港日 | 1987年7月 | ||
受け持ち | 青森県青森市 | ||
海抜 | 664ft(202m) | ||
位置 | 北緯40度44分05秒東経140度41分27秒 | ||
滑走路 | |||
方向 | ILS | m×幅 | 表面 |
06/24 | YES | 3,001×61 | 舗装 |
青森空港(あおもりくうこう Aomori Airport)は青森県青森市西南部、大谷地区の標高約200mの山腹に位置する第三種空港。
目次 |
[編集] 概要
2005年6月7日には定期国際線の2路線が同時に就航10周年を迎えた。
東北新幹線が八戸駅まで開業したこともあり、今後も航空は厳しい経営を迫られると予想されていたが、ナイトステイ便の利用状況も良く2006年現在では比較的好調である。
青森空港は豪雪地帯に存在するが、除雪体勢が整っていることもあり冬季の欠航は意外と少ない。むしろ濃霧の発生しやすい、6~7月に欠航が多い。なお現在、濃霧による欠航を解消するための計器着陸装置(ILS)カテゴリーIIIaを導入するための工事を行っており、平成19年春供用開始予定となっている。
[編集] 沿革
- 1962年:設置許可。
- 1964年:施設供用開始(滑走路長:1,200m)。
- 1979年:新空港建設地決定。
- 1987年:旧空港より新空港移転第一期供用開始(滑走路長:2,000m)。これにより、中型ジェット機の発着が可能となる。
- 1990年:空港全面供用開始(滑走路長:2,500m)。
- 1994年:全日本空輸就航によりダブルトラッキングとなる。
- 1995年:大韓航空(青森 - ソウル)、ダリアビア航空(青森 - ハバロフスク)就航。
- 1998年:エアーニッポンが仙台空港線を運航(約1年で廃止)。
- 2003年:4月、全日本空輸撤退。スカイマークエアラインズが引継ぐも同年11月末日にて撤退。
- 2005年:滑走路長を2,500mより3,000mに延伸。立体駐車場が完成。
- 2006年:立体駐車場を空港ターミナルを結ぶ連絡通路が完成。
[編集] 航空管制
TWR | 118.3MHz,126.2MHz |
- 管制は、国土交通省東京航空局青森空港出張所航空管制官が担当
[編集] 航空保安無線施設
局名 | 種別 | 周波数 | 識別信号 |
青森 | VOR | 114.1MHz | MRE |
青森 | DME | 1175.0MHz | MRE |
青森 | ILS | 111.9MHz | IMR |
- 保守は、国土交通省東京航空局青森空港出張所航空管制技術官が担当
[編集] 路線
[編集] 国内線
仙台空港、広島空港、那覇空港へも就航していたが、現在は休止している。
2004年夏期には、大阪国際空港便の臨時増便で、同じ日本航空グループの日本エアコミューターが就航していた。
[編集] 国際線
[編集] 空港へのアクセス
[編集] バス
[編集] 自家用車
- 青森市街から約30分(青森空港有料道路利用)
- 弘前市街から約50分(青森空港有料道路利用)
- 空港立体駐車場(有料、駐車可能台数普通車約1800台)あり。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
空港情報 (RJSA) |
空港情報(worldaerodata.com) | 定時航空気象(METAR) | 飛行用飛行場予報(TAF) | 定時航空気象 |