高橋一三
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高橋 一三（たかはし かずみ、1946年6月9日 - ）は、広島県出身のプロ野球選手、野球解説者。左投左打。投手。
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[編集] 来歴・人物
1965年、広島県の私立北川工業高等学校から読売ジャイアンツに入団。西武ライオンズとオリックス・ブルーウェーブで監督を務めた伊原春樹の2年先輩にあたる。翌年入団の堀内恒夫とともにV9時代のピッチャー陣の主戦、左のエースとして活躍した。1969年に22勝をマーク、最多勝利、沢村賞、のタイトルを獲得。1973年には23勝をマークし、2度目の沢村賞を獲得した。1976年、張本勲との交換トレードで富田勝と共に日本ハムファイターズに移籍。スクリューボールを操り1981年にはチーム2番目の勝ち星となる14勝をマークし、チーム19年ぶりのリーグ優勝に貢献した。
古巣・巨人との対戦となった1981年の日本シリーズでは第1戦の先発投手を務めた。1983年現役引退。その後は巨人・日本ハムの投手コーチを歴任。アール・エフ・ラジオ日本野球解説者を経て、2003年オフに巨人の二軍監督に就任した。若手育成を最大の目標に掲げていたが、2005年に堀内監督が成績不振により辞任したのを受け、退団した。現役時代はその名前と、カウント1-3からでも打者を打ち取るその粘り強さより「ワンスリー」と呼ばれた。運に恵まれていた面も持ち合わせており、胴上げ投手に9度輝いているが（レギュラーシーズン5度、日本シリーズ4度）、これは日本記録である。
ちなみに妻は元日活の女優・橘和子。また和子の姉で元大映の女優・姿美千子は高橋の同僚・倉田誠投手の妻である。
[編集] 通算成績
- 595試合 167勝132敗12セーブ 奪三振1997 防御率3.18
[編集] タイトル・表彰
[編集] 背番号
- 46（1965年～1966年）
- 21（1967年～1975年）
- 18（1976年～1983年）
- 80（1984年～1989年）
- 83（1990年～1994年）
- 86（1995年～1996年）
- 74（2004年～2005年）
[編集] 関連項目
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