齋藤行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
 |
| クラシック音楽 |
|---|
| 作曲家 |
| ア-カ-サ-タ-ナ |
| ハ-マ-ヤ-ラ-ワ |
| 音楽史 |
| 古代 - 中世 |
| ルネサンス - バロック |
| 古典派 - ロマン派 |
| 近代 - 現代 |
| 楽器 |
| 鍵盤楽器 - 弦楽器 |
| 木管楽器 - 金管楽器 |
| 打楽器 - 声楽 |
| 一覧 |
| 作曲家 - 曲名 |
| 指揮者 - 演奏家 |
| オーケストラ - 室内楽団 |
| 音楽理論/用語 |
| 音楽理論 - 演奏記号 |
| 演奏形態 |
| 器楽 - 声楽 |
| 宗教音楽 |
| メタ |
| ポータル - プロジェクト |
| カテゴリ |
齋藤 行（さいとう こう、1950年 - ）は、日本のクラリネット奏者、指揮者。
[編集] プロフィール
岩手県立黒沢尻北高等学校卒業後、1973年4月、国立音楽大学器楽科に入学し、クラリネットを大橋幸夫、浜中浩一の諸氏に師事。
1977年3月大学卒業と同時に西ドイツ（当時）の国立北西ドイツ音楽アカデミー・デトモルトに留学。
デトモルトに於いてはクラリネットをヨースト・ミヒャエルス、ゲルハルト・アーベルト、 ハンス・ディートリッヒ・クラウスの各氏に、室内楽をヨースト・ミヒャエルス、F.ヴィルヘルム・シュヌーアの各氏に師事。
1980年6月にデトモルトを首席卒業後は引き続き指揮科に在籍し、マルティン・シュテファーニ、ヘリベルト・バイセルの各氏に師事。
1982年に帰国。1983年より毎年初夏にリサイタルを開催している。
他に室内楽でも活躍しており毎年2月頃に「齋藤行と仲間たち 早春のコンサート」と題した演奏会を開催している。
[編集] 指揮者としての活動
1983年にドイツより帰国した後、日本国内にて吹奏楽指導を開始。
1984年より2004年まで青山学院大学学友会吹奏楽部常任指揮者
2005年より2006年5月までルノワールウインドオーケストラ指揮者
1995年より現在まで青山学院大学OB吹奏楽団常任指揮者
として活動中。独特の音作りには定評がある。
[編集] 編曲者としての活動
上記項目の指揮者としての活動の一環として吹奏楽/クラリネットアンサンブルへの編曲作品も多く為されているが何れも出版されていない。 他に編曲が無いなど希少な作品も多く、何らかの形での出版が待たれる。
吹奏楽への編曲作品としては以下のものがある（下記が全てではない）。
- アラジン組曲全曲（C.ニールセン）
- パッサカリアとフーガ ハ短調（J.S.バッハ）
- シャコンヌ（J.S.バッハ）
- 歌劇「イーゴリ公」序曲（A.ボロディン）
- 交響曲第5番「運命」作品67 全楽章（L.v.ベートーヴェン）
- 歌劇「ファウスト」よりバレエ音楽（C.グノー）
- 歌劇「ホヴァンシチナ」よりペルシャの奴隷の踊り（M.ムソルグスキー）
- カプリッチョ・ボヘミアン作品12（S.ラフマニノフ）
- 組曲「バレエの情景」より（A.グラズノフ）
- バレエ組曲「ボルト」（D.ショスタコーヴィチ）
- 組曲「ハムレット」作品32a 全曲（D.ショスタコーヴィチ）
- ヴォカリーズ（S.ラフマニノフ）
- 歌劇「イスの王様」序曲（E.ラロ）
- 管弦楽組曲第2番（J.S.バッハ）
- 交響曲第8番作品88（A.ドヴォルジャーク）
- 交響曲第6番（A.グラズノフ）
