FLAME VEIN
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FLAME VEIN | ||
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BUMP OF CHICKEN の アルバム | ||
リリース | 1999年3月18日 2004年4月28日 (メジャー再販) |
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ジャンル | ロック | |
時間 | 36 分 22 秒 (インディーズ) 40 分 59 秒 (メジャー) |
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レーベル | ハイラインレコーズ (インディーズ) トイズファクトリー (メジャー) |
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チャート順位 | ||
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売上枚数 | ||
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BUMP OF CHICKEN 年表 | ||
FLAME VEIN (1999年) |
THE LIVING DEAD (2000年) |
FLAME VEIN(フレイム・ヴェイン)は、BUMP OF CHICKENのインディーズ1枚目、およびメジャーデビュー後に再販されたアルバム。再販版には廃盤シングルのカップリング曲が足されており、タイトルが「FLAME VEIN+1」になっている。
[編集] 解説
- すべてのレコーディングを2日で終わらせたため、半ばライブ盤に近い。
- 隠しトラックはギャップを利用したもので、現在リリースされたものとしては最古の曲、メンバーが高校一年生の時に作曲された「DANNY」など、3曲が収録されている。
- 歌詞カードがすべて手書き。
- 歌詞カードには、「CHICKEN'S MOVIE FILM」として自分の居場所をさがす猫(ニコル)の話が随所に書かれている。
- タイトルは「燃える脈」(「情熱の静脈」とも)という意味で、レコーディング中に血管が浮き上がってきたのを見て思いついたらしい。
- インディーズ盤の帯には「情熱は約束を守る」とのキャッチコピーが書かれていた。
[編集] 収録曲
- ガラスのブルース
- 藤原最初の日本語の曲。いくつかの大会にこの曲で優勝。ライブではアンコールの定番曲。 PVは、藤原の手書きイラストを使用してアニメーション風に仕上げられている。
- くだらない唄
- 藤原が東京で一人暮らしをしていた頃、千葉に電車で帰る間に作った曲。歌詞中の場所にはモデルがある。THE LIVING DEAD「続・くだらない唄」参照。二つの曲を「続編」と取るか、取らないかで議論が割れている。
- アルエ
- ライブでも最も人気のある曲のひとつであり、暫く沈黙を守っていたBUMP OF CHICKENの復活時に7thシングルとしてカットされた。このときのPVには、「リトルブレイバー」「ランプ」のPVや、過去のライブ映像、以前にスペースシャワーTVの番組に出演した時の映像の一部が使用されている。庵野秀明監督のアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』に登場する美少女綾波レイに一時本気で恋した藤原が、イニシャルのR.A(アールエー)をタイトルにとり、作詞作曲した(本人も認めている)。歌詞中の少女の描写も綾波レイの特徴と一致する。再販盤に対する先行シングル扱いでもある。ちなみに英語表記は「ARE」であり、これは「アヤナミ レイ」の頭文字である。
- リトルブレイバー
- 1stシングル「LAMP」のカップリングとしてカット。この曲には、CD未発表だが歌詞付きの前奏が2パターンあり、その歌詞の内容から「三日月バージョン」「暗闇バージョン」と呼ばれていた。かつてはライブで聴くことができたが、現在では前奏がまったく演奏されなくなってしまったため、一部のオールドファンしか知る者はほとんどいない。
- ノーヒットノーラン
- とっておきの唄
- BUMP OF CHICKENにとって数少ない「公式」ラブソングのうちのひとつ。
- ナイフ
- 間奏部分に藤原の咳が録音されている。途中には、現在発表されている楽曲で唯一、アマチュア時代を思わせる英語詞が入る。
- バトルクライ(再販のみ)
- 1stシングル「LAMP」のカップリングだった曲。「LAMP」の廃盤に従って再収録された。再販盤の歌詞カードにはこの曲の歌詞が載っておらず、「別の場所」に隠されている。
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