X-51 (航空機)
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X-51は、アメリカ空軍が研究を行っているスクラムジェット機。開発はボーイングとプラット・アンド・ホイットニーが行っている。
2003年から研究は開始されていたが、2005年にX-51の名称が付与されされた。2006年にはアメリカ航空宇宙局のラングレー研究所においてエンジンの地上試験が行われている。2008年には初飛行を行い、2009年までにマッハ7での飛行を行う予定となっている。
機体は、B-52によって35,000フィート上空まで運ばれ、そこから投下される。投下直後はATACMSを流用したロケットブースターによりマッハ4.5まで加速され、その後スクラムジェットエンジンに点火され、マッハ7を目指すこととなる。このエンジンの燃料は特殊なものではなく、通常の炭化水素系のJP-7ジェット燃料を使用していることも特徴である。
アメリカのXプレーン | ||||
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