オンガクのDNA
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オンガクのDNA(おんがくのでぃーえぬえー)は、2004年5月10日からテレビ神奈川(tvk)で放送している生放送の音楽番組である。ミューコムと共同制作。tvkが新社屋移転とVI導入と共に開始した16本の新番組のうちの1本であり、引越当日にスタートした。新社屋の第1スタジオのこけら落とし番組。
前身は火曜22:00にOAしていた「Music Chat」(ライオン提供)であるが、「Music Chat」がMCとミュージシャンとの公開トーク番組だったのに対し、この番組は生演奏とMCとのトーク、携帯やメールを活用した視聴者とのコミュニケーションをウリにしている。
2004年12月よりデジタルハイビジョン制作。2006年4月からは「オンガクのDNA~edit」として30分の再編集版が放送されている。
目次 |
[編集] 放送時間・MCの変遷
[編集] 2004年5月~2005年3月
- 月曜19:30~20:45
[編集] 2005年4月~2006年3月
- 月曜19:30~20:30(スポンサーのソニー降板に伴い短縮)
[編集] 2006年4月~
- 月曜19:30~20:30
- 金曜24:45~25:15(「オンガクのDNA~edit」)
MC・・・藤田琢己、遠近由美子
[編集] スポンサー
・ライオン(2004年5月~)
・日本工学院専門学校(2004年5月~2004年9月)・・・半年後「深海魚」へ移行
・ソニー(2004年10月~2005年3月)・・・「SONY MUSIC ACCESS」から移行→tvkから番組提供完全撤退
・tvkハウジング(2005年4月~)
[編集] 主なコーナー
- ゲストの生演奏ライブ(2曲)、MCとのトーク
- DNA HEADLINE・・・邦、洋楽の最新情報をOA。数多くの有名ミュージシャンがビデオレターを寄せる。
- ライオン今すぐ三択リクエスト・・・スタッフが予め選んだ洋楽クリップを視聴者に携帯で投票してもらい、票の多かったクリップを流す。
- 倉庫より愛を込めて・・・ミューコムの豊富なビデオクリップをゲストと共に鑑賞。
- 映画・DVDコーナー
[編集] 過去のコーナー
- ライオンMeet Your Idol・・・来日したアーティストにご対面できる(コーナー自体はスポンサー冠を外して年何度かで継続)。
[編集] エピソード
- 第1回のゲストは押尾コータローと木村カエラ。木村は「Level 42」の宣伝のため、当日tvkを電波ジャック。押尾コータローは当番組最多出演。
- 裏番組は「HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP」(フジテレビ)である。そのため、初回に山本シュウが「おい、ブッキング妨害するなよ!」と挑発した。
- この番組にゲスト出演してからブレイクしたアーティストは数知れない。木村カエラはもちろん、DEPAPEPE、スキマスイッチ、アンジェラ・アキ、いきものがかりなどがそれにあたる。
- この番組を制作しているのは「saku saku」のスタッフが大半である(2005年に逝去した金田真人ディレクターも加わっていた)。そのため時折ディレクターの米子(米ックス)の笑い声が響き渡る。ただし、黒幕は参加していない。ところが、いきものがかり(米子が「音楽缶」でずっと彼らを追っかけていた)が出演した際、米子が発掘したアーティストだったためか黒幕が見学に来ており、山本シュウがタイトルコール(当時はアーティストの裏方やスタッフを引きずり出してタイトルコールをしてスタートしていた)をさせるために「黒幕~!!」「黒幕のKさんです」と黒幕を大写しにして引っ張り出した。本人は顔を必死に隠したが、後のまつりであった。それと関係あるのかないのか、山本シュウはその数週後に「しばらく休ませてもらいます」と降板してしまった。「tvk大好きです! この後もtvkには出ます!」と言って去ったが、それ以来tvkには出演していない。ただし、山本シュウがレモンさんに扮するときのレモンのかぶり物は、tvkの美術スタッフからの無償提供である。
- その黒幕は楽屋に弁当を盗みに行くらしい。
- MCが藤田琢己になってからは、洋楽色の濃い内容になってきた。とはいえ、ゲストは国内アーティストのため、ごった煮な内容になっているのは否めない。優良番組だけに、時間枠の拡大か内容の見直しが望まれる。
- この番組と関係ないが、藤田琢己はTOKYO MXで2006年春から始まった「Billboard Top30」という、tvkの「ビルボード全米TOP40」(洋楽チャート番組として20年以上の歴史を誇る)を思い切りパクった番組のナレーターをしている。
[編集] 関連項目
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