ミューコム
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株式会社ミューコム(mucom,Inc.)は、テレビ神奈川(tvk)の子会社。音楽著作権管理、音楽出版業務、放送番組制作などを主業務としている。代表取締役社長は住友利行。
1974年にTVK音楽出版として設立、版権管理などを行っていた。その後、1987年からtvkの音楽系番組の制作を行なうようになる。1989年から俗称として「TVKミューコム」を使用するようになり、2001年から現社名となった。
なお、番組制作においてはtvkの番組以外手がけないことからミューコム単独で番組制作を行うことはないに等しく、実質tvkの報道制作局の音楽班と呼ばれるグループと一体になっている(スタッフはミューコムかtvk、どちらかに籍をおいている)。ここ数年、tvkの業績低迷と神奈川新聞の傘下に入ったことでミューコムが開発した番組がtvkの編成部の都合ですぐ終了したりとコンテンツ展開に非常に苦悶していたが、「saku saku」の大ヒットで大いに救われたところがある。
目次 |
[編集] 主な制作番組
- ライブ帝国
- LIVE Y
- LIVE Tomato
- LOVE CHR
- Music Chat
- Mutoma JAPAN
- 音楽缶
- PPV
- RHYTHMIC
- ROCK CITY
- saku saku
- ビルボードTOP40
- SONY MUSIC TV
[編集] 社長・住友利行氏とは
社長の住友氏は「ヤング・インパルス」からTVKの番組制作にかかわり「住友のオヤジ」として慕われ、無名の数多くのミュージシャンを出演させ、そして育てた。また、山下達郎、サザンオールスターズ、ビートたけしなど、キー局ましてや独立U局なんぞにそうそう出ないであろうアーティストを「ヤング・インパルス」「ファイティング'80s」に出演させた。
[編集] ミューコムが版権を持つ海外アーティスト
→(「デイドリーム・ビリーバー」のPVは他局では必ず「協力:tvk」「協力:テレビ神奈川」の字幕が出る)
[編集] よく出演&発掘したアーティスト
- 南佳孝(ファンキートマト電リクワイド90分!)
- ダ・カーポ(緑への歩みオフィシャルテーマ曲作曲)
- シャネルズ→ラッツ&スター(ファイティング'80s)
- 宇崎竜童(ファイティング'80s、about30/50)
- 子供ばんど(ファイティング'80s、うじきつよしがメンバー)
- ブレッド&バター(TVグラフィックおしゃべりトマト・オフィシャルテーマ曲作曲)
- 森川美穂(ミュージックテラス)
- 米米CLUB(ファンキートマト)
- 爆風スランプ(トマト・パーティー、Live Tomato)
- GO-BANGS(Live Tomato)
- FLYING KIDS(Live Tomato、浜崎貴司はMusic Chat司会)
- ユニコーンとそのメンバー(Live Tomato他、多数)
- KAN(ミュートマワールド)
- 東京パフォーマンスドール(CYBER MEME、篠原涼子や穴井夕子がメンバー)
- Mr.children(Mutoma Japan、「星になれたら」をテーマ曲に採用)
- ザ・イエローモンキー(Live y)
- ウルフルズ(Mutoma Japan、Live y)
- ユースケ・サンタマリア(Live y<ビンゴボンゴ時代>、sakusaku morning call)
- PUFFY(Music Clique<大貫亜美のみ>、sakusaku morning call)
- 井手コウジ(ファントマ2、sakusaku morning call)
- コブクロ(saku saku)
- Crystal Kay(saku saku)
- 木村カエラ(saku saku、同社武内和之プロデューサーに掛け合ってデビューを勝ち取る)
- 押尾コータロー(オンガクのDNA、最多出演)
- 斉藤和義(オンガクのDNA)
- スキマスイッチ(オンガクのDNA)
- DEPAPEPE(オンガクのDNA、saku saku、tvk地デジ開始記念特番のゲスト)
- いきものがかり(音楽缶、インディーズのころからコーナーを持つ)
- アンジェラ・アキ(オンガクのDNA、ゲストの常連だった)
オフィシャルテーマ曲としているのは、曲名・アーティスト名のクレジットが毎回あったため
- 今でもビデオレターなどで「saku saku」等に登場することがある。